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いきなり塾長

こんにちは。mywayのμ(ミュー)です。

大学を卒業し全国展開をしていた塾に就職するのですが、小さな1校の塾長として、掃除から経理、消耗品買出し、授業、バイトさんの管理などの運営を、4月からいきなりすべて任されるというビックリなお仕事でした。

そして、実は会社の資金繰りがかなり厳しかったようで、水道光熱費などの必要経費が振り込まれず個人で立て替えたり、先輩のボーナスが支給日当日に「出ません!」とお知らせが来たり、、、。
これはまずいと思い5か月で退職を決めましたが、辞めた後、数か月で倒産してしまいました。

1対1の授業を申し込んだ子たちは、カウンセリング的な時間を設けることも多く、どうしたらこの子たちが学校で辛い思いをしなくてよくなるのか、いつも胃が痛くなっていました。1対1の授業中に激しい胃痛が収まらず救急車を呼びたくなる日もありました。

退職時は会社の決まりで子供たちに黙って去らないといけず「先生また明日ねー!」という子供たちの笑顔が今でも忘れられません。特に、毎回カウンセリングのように1対1の授業をしていた中学3年生の女の子。私のことをとても慕ってくれていたのに何も告げずに去ってしまったことは、いま思い出しても悔やまれます。

いま、そのくらい歳が離れた方たちと仲良くさせていただくことが多いのも、当時私がやり残したことをさせてくれているのかもしれませんね。

そういえば!事務員さんもいないので、授業中に泥棒が入って私のカバンが盗まれ警察沙汰になったこともありましたね。おかげで、免許証の番号に再発行の1がついてしまいました。

学生時代から始まっていた講師バイト期間を除くと、たった5か月という短い期間でしたがいろいろありましたね。

そんなこんなで就職してもなお自己肯定感は一向に上がらず、「なんてついてない人生なんだー!!」といつも不平不満ばかり述べておりました。

奇跡の軌跡8本目の記事ですが、一向に奇跡が始まらなくてごめんなさいw

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