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結婚式をあげる - 会場探し #2

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

某ウェディング雑誌のコピーが話題になったのが2017年。そこから時は少し進み、宴席を設けることすらできなくなった2020年。多くのカップルが結婚式の延期、中止という決断を余儀なくされていましたね…

私たちが結婚式をしよう、と始動したのは2020年12月。流行の終わりは見えず、友人に会うこともできず…な状況ではありましたが、たくさんの思いを引っ提げて家族だけの小さな式をすることに決めました。

「自分たちらしく1から設えられる場所がいい」という一つの基準を持って、まずは好き!と思える空間を見学しにいくことに。

﹏﹏﹏

初めての会場見学は、鎌倉・材木座のMAYA。邸宅を改装した平屋は、1日1組のホテルとして開かれています。そのロケーション、佇まい、仕立てのすべてがウットリするほど美しく、胸を撃ち抜かれたのですが、アクセスと予算から泣く泣く断念…

マンションに引っ越してしまった祖父母のかつての家の庭に似ていて、ぐっときた覚えもあります。

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次に訪れたのは、IWAIとBENE- 。CRAZY WEDDINGの姉妹ブランドです。

CRAZY WEDDINGプロデュースの式に参列したことがあり、コンセプトウェディングの魅力も十分に感じていました。が、いざ自分たちの式だと思うと、「すべてをプロデュースしていただく」のではなく自らの手で作っていきたいかも…と気づきます。

そこで、祝事にフォーカスを置き、従来の結婚式場とは異なる趣きを打ち出していたIWAI、小さくて洗練された空間で自由なカスタマイズができるBENE-は、割と私たちのニーズにも合っていそう…!と見学させてもらうことに。BENE-のコンパクト感と、IWAIの美しさの両方に惹かれました…(IWAIは植栽がTSUBAKIというところも流石のセンス)

プロデューサーさんからのヒアリングや、会話を通して、二人のこれまでや結婚式への思いを確認できたのは、ありがたかったです。言語化することの重要性を感じた…

最後に、フリープランナーへの相談。テントウェディング、アウトドアウェディング、スタジオやレンタルスペースを借りたオリジナルウェディング。その全てのクオリティが凄まじく、いつ見ても溜息もののプロデュースをしているBelvedeleさん。ずっと憧れていたので、初めて会話した時は本当に緊張しました…

コロナ禍にmicro weddingという少人数結婚式のメニューをローンチしていたこともあり、思い描いていた結婚式が叶いそうとワクワクしました。

そして、フリープランナーと式を作るなら、と思って候補地のひとつにしていたのが箱根リトリート。4.5年前に宿泊したことがある大好きなホテルです。

時を同じくしてインポートドレスショップのクリオマリアージュが、箱根リトリートでの家族婚を準備中であることを知ります…
クリオマリアージュが全体を取りまとめてくださり、フリープランナーと1から作り上げられるという内容でした。さらに、フォトウェディングもプランに含まれるという嬉しいポイントも。

パートナー候補が出揃ったところで、たくさん、たくさん悩みましたが、アレンジいただくクリエイターの皆さん、会場のイメージなどから運命を感じた、クリオマリアージュの箱根リトリート家族婚に心を決めました。

プランナーはTO BEIGEを主宰する舘さん。お人柄も素晴らしく、ひと目で好きになってしまいました。笑
しかも、先のBelvedeleの元スタッフもされていたと聞き、びっくりした覚えがあります。

スタイリストの久米さんは、気さくにたくさんお話してくださるのに、ドレスへの眼差しはプロフェッショナルで、安心感しかありませんでした。

自分たちにとって結婚式をあげる意味とは?
結婚式を通して何を伝えたいのか?
伝えたいことはどうやって表現するか?

そんな前提条件を掘り下げられたのは、結婚式プロジェクトを立ち上げてすぐにプランナーやプロデューサーの皆さんとお話しできたからだと思います。

コロナを経験した私たちは、より一層、自分と大切なものとの距離や向き合い方を見直している気がしています。もちろんお金の使い方も。

人生の節目をどんな日にするか、というプリミティブな問いを研ぎ澄ませて、祝いの席を作りあげよう!と半年超、画策してきました。

いよいよ、式は明日。まずは楽しみたいと思います。

【わたしたちの結婚式とは】

家族、ゲストに感謝を伝える

忙しない日常から離れて
ゆっくりとした時間を味わってもらう

ふたりらしさを体現し、感じてもらう

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