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サイバーエージェントは買いか?

abemaTVで有名な、サイバーエージェントの株価が年安を更新。時価総額も高く、株主も多い、このサイバーエージェントは買いなのか。業績はどうなっていくのかという視点で書いていきたい。結論を書くと、5年持つ握力があるなら買い。

abemaTVのポテンシャル

abemaTV自体は赤字で運営しているが、赤字をコントロールしている様にも見える。現在はまだ会員数を右肩上がりで増やしている途中であり、無料会員でも広告収入は入る。恐らくまだ収益化の面で本腰を入れていない状態である。その気になれば、ペイパービューも積極的に取り入れるだろうし、まだまだ成長段階にある。競合が多いのは懸念材料だが、共存できると考える。

ゲーム事業

これも直近のセクターでは、利益が出ていない。「ウマ娘」に代表される様に、1つ大きな作品を当てるだけで、爆発的に伸びるセクターである。モンストのmixi、パズドラのガンホーなど。ソシャゲの破壊力は凄まじい。ただ一時期と比較して、ソシャゲはやや下火である。このセクターに過度に期待しない方が良い

今後の展望

Abemaは先行投資での赤字であり、広告事業がそこそこの成長を続けている。目先の利益を追求することは出来るが、まだまだ利益を回収するフェーズではなさそう。藤田社長がオーナーを務める、町田ゼルビアがJ1へ昇格しそうなこと。それに伴う、abemaとの連携、ヴィッセル神戸のイニエスタの様にビックネームを呼ぶ可能性なども考えられる。イニエスタの年俸は30億と言われていたが、スポンサー効果などもあり、黒字収支であったそう。町田ゼルビアでもビッグネームが来るかもしれない。
前述したが、先行投資の赤字や、ウマ娘で一時的に伸びた売り上げの反動が来ており、長期計画では大きな変化は無いと考える。今が底値になるかは不明だが、藤田社長も何かやってくれる人だろうし、2026年に退任を表明しているが、赤字を拡大させて去るのは、不本意だろう。abemaTVがそこそこの人気コンテンツを持っており、そこからマーケティングを仕掛ける事は可能である。視聴者数が右肩上がりで伸びており、先行投資のフェーズ。長い目で見れば問題ないと思います。後は藤田社長の手腕に期待しましょう。

銘柄に惚れるのは危険なので自己責任で。

より良質な記事を書ける様に頑張ります! 皆さんがリタイアに近づけますように。