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1992年大阪府生まれ | ライター/TEDxYouth@Namba 代表 | どっち…

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1992年大阪府生まれ | ライター/TEDxYouth@Namba 代表 | どっちかというとツッコミ担当 | URLで語れる生涯を送ってきましたhttps://www.wantedly.com/users/520008

最近の記事

「いい子」を超えてゆけ

いい子だとか、優秀なやつだとか、器用なやつだと言われると、斜に構えるようになりました。若いうちはそう言われる自分に酔っていたように思いますが、アラサーになって、だんだんと裏を感じるようになってきたのかもしれません。 若いうちに言われるそんな呼び名たちは、翻訳すると、いろんなことを卒なく素直にこなすことができる、といったところでしょうか。個性と当たり障りがない。面白くない。自分なりの個性があっても光ってないか、あっても見つけてもらえていない状態です。 カレーで例えてみます。

    • 目的と手段の、ややこしい関係

      じぶんはとっっってもサボり性です。この原稿だって、今日のほんの数分前まで、明日までに作成しないといけない別の資料が忙しいことを言い訳に、この原稿を水に流そうとしていたなんて、そんなこと・・・そんなこと・・・!大アリです。 水に流そうか流さまいか考えていて、都合よく思いついたのが、「どうせ毎週原稿書くことなんて手段だから」ということです。もっと先にある、いい文章を書けるようになるとかそういう目的を達成しさえすればいいから、今週の手段はまぁええか、と。 手段はある意味目的化し

      • 拝啓、6年前のジブン

        2012年2月25日の片山直也。 こんにちは、2018年2月25日の片山直也です。今こっちは、中学生棋士が国民栄誉賞の棋士に勝ったり、平昌五輪フィギアスケートで23歳が金メダルを2冠したり、年下がすげぇよ。俺もアンタに負けへんようにせんと。 今日は大学受験の二次試験やったな。にも関わらず5日前、お前のじいちゃんは天国に旅立った。不安かい?そりゃそうだ、大学を休学して、仮面浪人やもんな。もし落ちたら、どんな顔して前の大学のクラスのみんなと会えばいいかわからへん。こんな時に

        • 提出のツボ

          きっと誰もが頭を抱えたことがあるだろう、あいつの話をしたい。仕事の基本だ、と言われたりすること。期限を守れなかった経験はきっと誰にでもあるやつ。 「提出」である。コンペや企画書を提出したり、日常的に人の提出を受け取ったりする立場にいるんですが、たくさん提出を経験できる人は、「これは上達するな」と思います。「提出」を受け取る立場として思うことは、これまでにたくさん提出してきただろう人は、提出までのスピードが早かったり、求めているものに的確に答えていたり、かゆいところに手が届い

        「いい子」を超えてゆけ

          銭湯で会う少年の話

          ・銭湯が好きで、本当によくいく。お湯に浸かりにいっているというより、お湯に使って、サウナに入ったあとの、水風呂に入りにいっている。これがもう最高で、お酒に酔うとかじゃない、気持ちよさ。血液の循環とんでもなくよくなって、体の隅々まで酸素が行き渡り、頭は空っぽになって、リフレッシュできる。その日は呼吸がいつもより深くなってるように感じて、安眠できる。 銭湯好きのぼくが特によくいく銭湯が、大阪アメ村にある清水湯である。脱衣所から螺旋階段をのぼって、ひとつ上の階にお風呂がある。「中

          銭湯で会う少年の話

          人混みのマイウェイ論

          人混みを歩くときの話です。これがね、自分が先頭に立ったときは、結構大変なんですよ。流れが確立されてなかったり、正面から対向してくる人の流れもある。向かってくる人がどっちに舵を切るか、予測できないし、ぶつかりそうになったり、なんならときにはぶつかって「なんだよあいつ、ちぇっ」って思いながら、それでも約束があったり気分だったりで、生き急がなければならないので、自分が先駆ける。なんなら、見ず知らずのだれかが、頼んでもないのに勝手に後からついてきて、「流れつくってね。ついてくから」と

          人混みのマイウェイ論

          イベントのテーマが「爆発」とは、つまるところどういうことなのか

          なぜイベントのテーマが「爆発」なのか。「爆発」とはなにか。ここんじょここらで、ぼちぼち考えをまとめておきたいと思います。 折り目やら付箋やら、お風呂の湯気やらで、ボロボロになっている本があります(ぼくは毎日お風呂に浸かりながら本を読むのが至福のひとときです)。岡本太郎の「自分の中に毒を持て」です。そう、多くの方がご察しの通り、イベントのテーマは、時の新語・流行語大賞にもなった岡本太郎の「芸術は爆発だ」からインスピレーションをビンビンに受けてます。 イベントテーマの候補とし

          イベントのテーマが「爆発」とは、つまるところどういうことなのか

          25歳までの人生は、自分が何者か知るための25年間でした。

          ・『5年手帳』を買いました。人生分の5の記録を、一日一言でもいいからつけていきたいなぁ、と思ったのです。いま25歳。5年後には、きりよく30歳になります。人生の6分の1・・・!5年手帳のいいなぁと思ったところは。2020年1月21日になると2018年と2019年の1月21日に何を感じていたかわかるところ。 20歳から25歳までほんとに奔放にしてました。人生の夏休みとかいう人がいるけれど、そんなにバカンスのようなものじゃなくて、自分のアイデンティティをつくったり、探したり。年

          25歳までの人生は、自分が何者か知るための25年間でした。

          孤独大敵

          これはこれは大きな発見をしたのである。ひとの生きる意味について。意味は見出すもので、人によっていろいろだと思うんだけど、これはこれは多くの人に共通するものを発見してしまった。 ひとの生きる意味は、孤独にならないことだ。ひとのあらゆる活動を素因数分解すると、大なり小なり、孤独にならないためにやっているのである。ぼくの身の回りの活動を例にしてみるので、もう少しお付き合いください。 仕事をする。TEDx、ライター、カレー屋店員、Web制作会社でのアルバイト。仕事を通じて、いろん

          25歳・新年の節目に考えたこと「気持ちよくスイングできるように、素振りは欠かしません」

          ・お正月は、節目なんですねぇ。きのう紅白歌合戦を見ていて、高橋真梨子さんが歌い始める前のコメントで、普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを、みんなが集まるお正月だからこそ伝えてほしい、というようなことをおっしゃっていて、妙に心に胸を打たれた。高橋さんのこれまでが染み込んだ言葉だったのかもしれない。確かにそうだし、お正月だから考えられたり伝えられることってあるよなぁ。 ぼくは少しひねくれているので、年末に「よいお年を」だとか「来年もよろしくお願いします」だとか街中で交わされ

          25歳・新年の節目に考えたこと「気持ちよくスイングできるように、素振りは欠かしません」