見出し画像

N2iのリモートワークって、実際どうなの?

N2i(DS事業部)では2020年からリモートワークを推進しています。

これはN2iの「誰もがチャレンジできる世界を創る」というMissionにもあるように、様々な事情(家庭の事情、健康問題、地理的な制約、自然災害など)によってこれまでと同じように働くことが難しくなるような状況であっても、できるかぎりその事情に会社が寄り添い、チャレンジしていけるような環境を創っていくためです。

※N2iのMVVはこちらのリンク確認することができます。


「リモートワーク」の運用とその課題


リモートワークを運用していくには乗り越えるべき課題がいくつも存在します。

  1. コミュニケーションの問題

  2. プロジェクト進捗管理と生産性の問題

  3. 孤立・孤独の問題

  4. ワークライフバランスの問題

などなど

これらの課題は、メンバーと会話をしながら日々改善のための施策を進めています。

これまでSlackの運用方法やコミュニケーションにおけるルール作り、自律的な行動を促す制度や文化の形成など、色々と施策を行ってきました。

その成果もあり、ここ最近は徐々にうまく運用ができ始めており、メンバーからもポジティブな意見を聞くことが増えました。

出社の延長線で考えていた初期は苦労が多く、メンバーから苦言をもらうことが多くありましたが、続けていて良かったなと実感しています。

ただ「リモートワークをする」だけでは足りない?


リモートワークに関連して、以下の制度を導入したこともプラスに働きました。

準フレックスタイム制:DS事業部では就業時間の前倒しができます。
WFA(Work From Anywhere):自宅とは違う場所での働き方を認める制度。

リモートワークだけでは、ただ「働く場所が自宅になった」というだけで、毎日同じ時間に同じ場所で働く事には変わりがなく、我々はそれだけではうまくいきませでした。
なぜならば、働き方に対する根本的な思想が出社の時と変わっておらず、結局のところ今までと同じような働き方をしようとし、してもらおうとしてしまっていたからです。

思想を変えるには環境を変化させることが効果的
柔軟な働き方を認めて進めていくことで、より良い作用を生むことができています。具体的にどのような施策をやっているかは、また別の機会に記事にして発信していきたいと思います。

「リモートワーク」の良さってどんなところ?


DS事業部のメンバーにも、リモートワークの良さを聞いてみました。

- 自分は賑やかな環境で音が複数聞こえてくると、自分の話している相手の声が聞こえなくなってしまうのが苦痛だったが、リモートワークにより会話はしやすくなった
- 社外の方とコミュニケーションが多いが、そうするとどちらにしろweb meetingとなる。
- 忙しくても、子供の顔が見れ毎日会話することができる
- 採用に際して会社からの距離をそこまで気にする必要がない
(エンジニア)

通勤ラッシュ時間帯に移動する必要がない!これに尽きる。
(QA)

化粧を頑張らなくていいこと。
(エンジニア)

- 家族との時間が取れる、家の事が行える
 毎日、子供の朝のご飯だったり夜のお風呂だったりを行う(手伝う)事が出来るため、変化を感じる事が出来てとても良い。

- 通勤時間が削減出来る、田舎で働ける
 前職では朝早くに家を出て、帰りは21-22時過ぎになる生活だった。郊外に住んでいるので、出社すると片道1時間30分ほどかかるため、好きなところに住んでも効率よく働けるのはとても幸せだと感じている。

- 商談やMTGの効率が良い
 社内外とのMTGや商談が多いが、30分や1時間刻みで実施が出来る。気軽にコミュニケーションが取れるし、周りの音も入らず快適。また、トイレや喫煙者の場所を探したり移動したりする時間がいらないので助かっている。
(PM)

‐ やはり移動時間が無くなるのが一番
どうしても準備と移動に往復1時間はかかってしまうので、その間に緊急の問い合わせが来て対応できないケースが怖い。
また移動中は座れないので本を読んだり有効利用しにくいのがネック。
リモートワークであればここで浮いた時間で業務の準備をしたり、自学に費やすことができる
(PM)

- 周りの目を気にせず汗をかけること(笑)
昼休憩のタイミングで毎日20〜30分ほど筋トレをしているが、周りの目を気にせずすぐに運動ができて、汗をかいたときはシャワーを浴びることができるのはリモートワークならではの良さ。休憩中に軽く運動をすると頭もリフレッシュするので最高。
(エンジニア)

- 無駄な時間を減らしながらプライベートの時間が充実できるのと、オフィスなどの環境より集中できるところ
 前職は広いオープンオフィスだったため、他の人の話やオフィスの騒ぎで集中力が続かなかったことがたくさんあった。同僚とのコミュニケーションはとても大事だが、個人スペースがあるような環境が欲しいと思っていた。また、出社だと昼休憩がどうしても外食になってしまうが、毎日の場合には不健康な上、金銭的にも大変だと感じる。

- 時間を有意義に使えるところ
 会社の近くに住んでいても、通勤の準備と通勤自体で一日の数時間が失われることがあるので、特に朝ゆっくり過ごせるところが気楽。また、休憩の時間などを使用して掃除や洗濯など家事を済ませることができる。出社だと、帰ってから家事をする元気がなかなかなく、週末に任せる傾向に陥ってしまうことがよくあると思うが、お出かけなどで完全な休みにできる可能性があった方がいいと思う。

- 物理的に他の人がいない環境なので作業がはかどる
 人それぞれだと思うが、個人的には作業がはかどる。音楽を聴きながらやると更に没頭できるので、周りを気にせずリモートワークできる仕事が最適。
(エンジニア)

- 休憩時間中に家事や買い物ができること
 最近は昼の休憩時間にスーパーで買い物をしたり、掃除や洗濯などの家事をしている。出社していると体力的にきついこともあるので、その点リモートワークで助かっている。
(エンジニア)

- 身体が自宅という守られた場所にいられる安心感
 物理的には仕事の場がPC内だけなので、そこから目を離しさえすれば一気にプライベート空間に戻れる感覚があって、スイッチの切り替えがしやすい。
(採用広報)

- 通勤時間がないので、その分の時間を自由に使える
- 営業電話や来客などがないので集中して仕事ができる
- 平日でも宅配便を受け取れる
(経理)

- 時間を有効活用できる、どこでも仕事ができる
 転勤族かつ子育て中においてめちゃくちゃ助かっている。休憩時間に家事を済ませたり、お昼寝をしたり、近くにランチしにいたりしてリフレッシュできてとても良い。
(QA)

通勤時間を色々な家事やプライベートな事に充てることができる。加えて夕方に休憩がてら洗濯物を取り込める。
(人事)

- 通勤が無いので、天候に左右されない
 花粉のダメージも最小限にとどめられる。

- 没頭しやすいところ
 周囲に人がいるとなかなか没頭できなかったり途切れやすかったりするので。

- 家庭の状況に対応しやすいところ
 小さい子どもがいると、突然体調をくずしたり小学校の行事で早く帰ってきたりと色々と状況が変わりやすいため。

- WFA(Work From Anywhere)とフレックスタイム制も組み合わせることで安定した環境が確保できれば、旅行先などでもできるのが最高
(エンジニア)

まとめ

まだまだ課題も多いリモートワークですが、社内メンバーからは「良いところ」がたくさん寄せられました。

「思想を変えていく」第一歩としても大切な要素であるリモートワーク。今いるメンバーにとっても大きな意味を持っていることがわかります。

我々は引き続き改善を続けながらも、N2iはリモートでのより良い働き方を探り、「誰もがチャレンジできる世界を創る」を我々の組織から体現していきます。


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?