【詩】朝

始まるということは何かが終わったということだ
光があるということは陰があるということだ
陽に近づくと何が燃えてしまうのか

覚醒しても意識の表層しか探知できない
それを自分だと思っているが、行動こそ俺であるだろう。

望むと望むまいと死ぬまで朝は来る 僅かな隙間に陽は差す
体は陰鬱な朝でもいつまでも寝かせてはくれない
起きて直ぐに心が不安や心配を語りだしても、
未来を良くする為の助言なんだよな ありがとう。
白日夢に逃げるのではなく白日の下に晒される厳しさと向き合おう
星は見えなくなっても変わらずそこに存在している
大事に握っている宝石も光に差されて輝いている

さあ今日を始めよう どのみち強制されて始まるだけだ
絶望でも希望でも時間は等しく過ぎて逝く
それならば生きていると言える今を


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