ノリと勢いが大事【オペラの場合】

11月に人生初オペラに行ってきた。

チケット購入まで

そもそも気になったきっかけは不定期にやってくる(三島由紀夫作品を舞台で観たい…なんかやってないかな…)と思って調べたくなる期が来たこと。

三島由紀夫オペラ?!?!あっ宮本亞門演出!!!日生劇場!!!わ、行きたいけどオペラ?!!!?!何も知らない!!!!!

正直ノリと勢いだけでは越えられない壁というかハードルがあった。
悩みつつ購入ページをブラウザで開きっぱなしにして(いやーーでも、ひとりだし、あーーー)と逡巡する日々。リアルに数ヶ月悩んでいた。

公演までひと月を切った頃に、U-39チケットの存在を知って、えいやと購入。
ミュージカルだとU-25、学生チケットは見かけるけれど『39』は新鮮。該当者なのとても嬉しい。

観劇までの下準備

午後の曳航をまだ読んでいなかったのでひとまず購入。
新潮文庫の装丁、背表紙含め大好き。三島由紀夫読んでるぞ!の体験の一環だと思う。

本当に何も知らなくてどんな予習をしたらいいの??という状態。ウィキペディア読んでみたり、解説を読んでみたり。
マイクを使わないって記述を見たのだけど本当に??え??そんな大切なびっくり情報知らずにアラサーまで生きてきたの???ってなってしまった。まだちょっと信じられてない。でも双眼鏡で覗き込んでもマイクがどこにも見当たらなかったんだよ…これだから初現場はやめられない…

何を着ていこうというのもめちゃくちゃ悩んだ。(完全に張り切りすぎた)

観劇当日

チケットの引換券を家に忘れて家族に中間地点まで持ってきてもらう事件もあったけれどなんとか席に着く。
(初めてなので比較対象は無いけれど)センターブロックをご用意いただいてとても見易かった…本当にありがたい。 

パンフレットがA5で持って帰りやすい。助かる。あと文量がすごい。


左右に翻訳された歌詞(台詞?)が出てくるスタイル。
原作を読んできたのでなんとなくは意味は分かる(気がする)けれど、ちゃんとついていきたいので一瞬で歌詞確認して舞台に視線を戻すの繰り返し。

左右のブロックだったらいい具合に視界に入るのかなぁ。でもセンブロ没入感がすごくてよかった。


千秋楽だったのだけど、カテコが無言でお辞儀するタイプで(誰も喋らないんだ?!ミュージカルと違う!やっぱりマイクがないのかな…?)と思っていた。どうなんだろう?


とにかく1号役の加耒さんの歌声、表情、オーラに圧倒された。こんなにも歌声に惹き込まれるなんて!

と、いうわけで帰り道にサブスクで音源を聴きつつ行けそうな現場探しをして、取り急ぎ2月のコンサートを予約。わ~~楽しみ。『闇が広がる』聴けるの確定してるの最高に嬉しい。

でも、もっと直近行けるコンサートないのかな?!!?!となってオルガン・コンサートに行くことにした話はまた別の記事で。

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