プロレスラーを(勝手に)占う【内藤哲也選手】
6月22日
内藤哲也選手、お誕生日おめでとうございます!
制御不能なカリスマの異名を持ち、人気を博している選手です。
プロレスを観始めた頃、私が思った「内藤選手は土方歳三タイプか坂本龍馬タイプかどっちなのだろう?」という疑問に、プロレス有識者な友人は「内藤選手は織田信長だ」と答えてくれました。
なるほど織田信長か。それは気になるなあ。面白そうだなあ。
というわけで、内藤選手の出生ホロスコープに基づく心理マップを作成してみました。
興味深い天体配置
どこかミステリアスな印象があるので、アセンダントは蠍座と推定しました。
惑星の分布から大まかに見ると、自己抑制的、外向型の行動様式を持つ感情タイプ(水のエレメントの蟹座、蠍座、魚座に惑星が多い)です。
惑星の配置で際立っているのが、月(蟹座)、水星(双子座)、金星(牡牛座)。
星座ごとに支配星とされる惑星があり、ホロスコープ上で支配星が対応する星座に位置していると、その惑星の力が発揮されやすい傾向があります。そんな組み合わせが3つもあるのです。
蟹座に位置する月は仲間やファンを大切にする姿勢に、牡牛座に位置する金星はグッズや入場曲へのこだわりに表れているのかもしれません。
最たるものは双子座に位置する水星が象徴する、言葉を扱う能力でしょう。
様々な場面での発言、発信に説得力があるのは、この水星の力を十二分に発揮しているように見えます。
アスペクト
小惑星カイロンをめぐるアスペクトも印象深いです。
カイロンには魂の傷やその克服というテーマがあります。
カイロンが金星と0度、天王星と180度のアスペクトを成し、天王星と水星が180度、水星と火星が60度、火星は冥王星・木星・土星と惑星集中(ほぼ0度)の位置にあります。この位置関係に、「自己イメージの確立の途上で評価に傷つき(カイロンと金星)ながらも、自由な発想と仲間(天王星と水星)を得て挑戦(火星)を続け(土星と冥王星)、カリスマの座についた(木星と冥王星)」というストーリーが浮かびました。
プロレスにはストーリーの要素が不可欠です。
ホロスコープもまた、「読む」という様式で使うので、ストーリーを見出すことは必然でもあるでしょう。
今更ながら改めてホロスコープの面白さと、プロレスの奥深さを感じました。
参考文献
「心理占星学入門」岡本翔子著(扶桑社)
「鏡リュウジの占星術の教科書Ⅰ 自分を知る編」鏡リュウジ著(原書房)
「鏡リュウジの占星術の教科書Ⅱ 相性と未来を知る編」鏡リュウジ著(原書房)
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