吾輩は人見知りである。友達もまだ無い。

あ〜あ人間関係って難しいな〜って言いながら空を見上げる。でもふと思った。「これって意外と自分に問題ありだよな」って。ヒトに接するときの自分の態度とか話し方を振り返ってみると納得してしまう。人間関係って築くものなんだよね。少しずつトンテンカンと築いて行かないとしっかりとした関係性が成り立たない。

そんなことを考えながら本屋に行ったらたまたま「アサーティブ・コミュニケーション」に関する本が目に止まった。……そういえばワシ、朝のトイレが長いんだよな〜。それは、朝の恥部だな。と、ひとりツッコミしながら手にとった。

アサーティブとは　自分の気持ちや考えを、まっすぐに表現するやり方のことを、アサーティブな態度と言います。アサーティブコミュニケーションとは、自分も相手も大切にする自己表現という意味。

ワシの場合、会社の先輩とかに仕事を振られたら、自分がとても忙しいのにもかかわらず卑屈な態度で「はい」て言って、頭の中で先輩の悪口を言いながら適当に仕上げる。そんなんだから内容も良くないものを提出して結局、先輩からグチグチ言われる。そして関係性は築かれる前に崩れる。当たり前だよねこんなのコミュニケーションですらない。

アサーティブ・コミュニケーションの練習

上司や部下、家族、友達。相手が誰であろうが自分の気持ちはひとつだし、自分の気持ちは自分にしかわからない。だからまず自分の気持ちを明確にすることが重要なんだ。だから上記の話で考えると「自分は忙しい」ということを伝えなきゃいけない。でもこれだけだと自己主張しただけになる。なので次に相手に歩み寄る。先輩も忙しいんだろうなと。ならば最適な解決策は何か？を話し合えばいい。提出の時間をずらすとか、別の人に仕事をフルとか…。と、こんな風にお互いが協力しあえる関係性が築ければ自分も相手もニコニコのコミュニケーションになる。つまり、これこそが、アサーティブ・コミュニケーションなんだ。

まぁでも最初から上手にできないよね。でも「対等」「率直」「誠実」にを頭に描きながら対応することで少しずつコツコツと人間関係が良好に築いていけるかも知れない。困難な状況になった時にこそ「自分の気持ちを明確に」して「相手に歩み寄って」お互いが「ニコニコするコミュニケーション」を実現しましょう。