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【仕事】分をわきまえる【ふりかえり】

首と肩の痛みと戦いながら仕事をした昨日。
新年度が始まって1週間が経ち、少しずつ職場も落ち着いてきました。

働き始めの若いころは、基本的に自分の担当をきっちりとこなしていればよかったのですが、齢四十を超えると、なかなか自分のことだけというわけにはいきません。

タイトルの「分をわきまえる」ですが、意味を確かめると「身の程をわきまえて出しゃばらない」というような内容で説明されています。
現代社会では日常的には使われない「身分」や、フィクションのお話でしかお目にかからない「分際」なんていう言葉とつながりがあります。
「分をわきまえろ」なんていうと「身の程を知れ」という意味になりますので、人様に向けては絶対に口にできません。

でも、自分に向けて「分をわきまえる」という言葉を、しかもポジティブに解釈して使うと、心を軽くして仕事に向き合うことができます。


分をわきまえた仕事のすすめ

  1. 自分の仕事の分量や求められていることを把握する

  2. 自分の能力や力量を意識する

  3. 物事の違いを見分け、弁別する

1については、やみくもに仕事をしても時間は限られていますので、結果には結び付きません。仕事の量や質を意識する上で「分」は大切です。
昨日のように体調がよくないときは、自分の守備範囲をしっかり守り、仕事をセーブしてきちんと帰宅することも、長い目で見れば組織にとっては有益なはずです(たぶん。きっと。)。

2については、その時点での自分の力を考えて進めると、無駄に時間をかけたり、無茶なチャレンジをしなくなったりします。
若いうちは小さくまとまらず少し冒険することも必要ですので、最近はちょっと偉そうに、フォローする側に回ったりトラブル処理に付き合ったりしています。

3については、自分の仕事だけでなく、その周辺の仕事や関係する仕事について関心を持ち、その異同について考えるようにしています。
組織的に仕事に取り組む場合、自分の仕事は自分だけで完結しません。
視座を少し高くして俯瞰したとき、全体のどの部分を自分が任されているかを考えることは、1ともつながって、ヘルプやフォローの声掛けを同僚にすることができます。

今日もまずは一人分のはたらきをきっちりとこなし、時間と体力に余力があれば、職場のお役に立ちたいと思います。

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