世界の4人に1人はイスラームなんて書かれると、俄然興味をもってしまって、マンガが半分あることも加えて一気に。

イスラム教、イスラム、イスラーム・・・、メッカ、マッカ・・・、高校生までの知識、ニュースで流れてくる単語しか受容していなかったので、面白そうと思い読んでみました。

著者、中田考先生の名前は図書館や書店で度々目にしていたものの、初めて手にした本がマンガで分かる・・・とは・・・。

「イスラーム原理主義」や「ジハード」、「IS」など、ニュースで見聞きする血なまぐさいイメージとはずいぶん違うムスリム研究者の解説が、マンガやイラストで生かされてするっと読み進められます。

知れば知るほど、深淵を覗けば見つめるほど暗いものが見える可能性は大きいですが、その1の「イスラームについての素朴な疑問」から「イスラームの教義」、「イスラームと時事」とライトに頭の中に知識を入れるにはいい本だと思います。（息子が中学生くらいになったら読ませてみようかな）