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「サステナブル」を広めることで悩んでいたこと

報告が遅くなりましたが、先日SUNABACOが運営している「今治スタートアップビジネスプランコンテスト」で一次通過の通知をいただきました。相談にのっていただいた方々、ありがとうございました。二次選考に向けて、精進できるように頑張ります!

今日は、すこしサステナブルファッションについて私の考えていることをお話ししようと思う。

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私が考える究極のサステナブルファッションは、新しい物は買わない・現在手元にある衣服を最大限に活用することだと思っている。これが現時点で最も環境負荷を抑えるために効果的な手段で、何を新たに購入するか?ではなく、現在所有している服をどれだけ着回すかが重要だと考えている。

これはお金もかからないし、簡単に出来そうだけれど、実際にはなかなか難しい。ファッション業界が長らく「今のトレンド」を追うことが「おしゃれ」であるように概念を根付かせてきたため、同じ服を長いあいだ着ることに抵抗感が生まれてしまったように感じる。

20年くらい前はファストではない環境だったけれど、不幸ではなかったし、おしゃれを楽しんでいた。

ファッションの人との関わり方がいびつになってしまって、価格が下がったかわりに悩みや不安も大きくなったように感じる。

今年の流行色があなたに合うとは限らないし、今年の洋服のラインがあなたに合うとは限らない。自分に似合うかどうかは置いておいて、なんとなく「それなりにきちんと見える服を、おっかなびっくり選んでいる」人も多そうだ。

ファッション業界が育ててきた人と衣服の関係を、何とかして変えていきたいと考えている。

私はコロナが始まるころに、サステナブルな衣服を集めてネットショップを作った。WEB広告や、クーポンを発行したりして、少しずつお客様に買っていただいたのに、全く嬉しくない。悩みは深まるばかりで「コレって本当にサステナブル?」「サステナブルをウリにして、必要ないものを買わせている?」と悶々としていまい、今まで答えが出ずにいた。

それからは「新しいものは買わないで、今あるものを大切に」をどうにかして実現させたいと、長いあいだアレコレ考えている。

けれど、なかなか無理そう。
なぜなら、クローゼットにある衣服は、すぐ買い替える予定のモノだから。それなら、買い替えのタイミングで、10年着られるモノ、100回着たいと思ってもらえるものを「サステナブル」な考え方と一緒に提供するほうが、ファッションと人との良い関わりも合わせて提供出来るのかな?とぼんやり思っていた。

そして、ビジコンの一次通過させていただいたおかげで、SUNABACO代表の中村さん若林さんによるメンタリングを受ける機会に恵まれた。その際に、色々相談させていただき、ネットショップを再開して製品を売ることに取り組む決心ができた。

さらに現在受講中のSUNABACOアントレプレナー育成講座ではデータを取ることの大切さを学んでいるので、色々な実験をしながらネットショップを再開しようと計画している。ここで得られたデータを活用して、環境負荷の測定ツールの開発がユーザーにとってどのようなインパクトになるのかも検証していきたいと考えている。

ネットショップ再開のときは、できるだけ沢山の人たちに感想か意見をいただけたら嬉しいと思うので、こちらもじっくり取り組んで行きたいと思っています。


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