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峠の釜飯

夏の、一泊の小旅行の話は、今夜で一区切りにする。今日は、その旅の最終目的地だった、群馬横川駅の、峠の釜飯の話だ。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

ようやく、そこに辿たどり着いたか。


そもそもこの夏の一泊小旅行の目的は、家内が、峠の釜飯を食べに行きたいと言い出したことに端を発する。なぜ、急に食べたいと言い出したかは、話すと長くなるのだが、その峠の釜飯の本店のある、横川駅に近いところに、知り合いがいて。新聞か何かの記事で、神田に店舗ができて、そこにも行こうと言いつつ、こんな流れになった。

郡山で宿泊し、ラッキー公園で長女が童心を満たしたあと、一路いちろ、横川駅に向かった。

かなりの距離があった。SAスタンプをいくつか集めることができたのも、そういう理由からだった。

昼過ぎ、ようやく峠の釜飯に、辿り着いた。

私は、ビールをつけてもらった

この、峠の釜飯を食べたのは、本当に、何十年ぶりである。かつて、全国を飛び回るセールスをやっていたときのどさ回りの途中で、食べたことがあった。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

そういえば、昔、この釜を大事に残してあったことを思い出すなぁ。


長男も、長女も、家内も、舌鼓を打ったが、あんずは、長女は苦手だったようで、わたしのところに回ってきた。


満喫して帰路についたのだが、翌日、家内と私だけで、神田に出た。神田に出ているお店にも立ち寄り、昼ごはんを食べた。

神田の店も、なかなか雰囲気のあるお店だ
蕎麦とのセット
純米酒も、つけてもらった

蕎麦そばもおいしく。日本酒もつけてもらい、私は、満足な昼食を食べた。家内とも、話が弾んだ。

峠の釜飯で、家族みんなが笑顔になり、幸せになった。古風な駅弁の味で。それがまた、なかなか、いい。

そうこうして思い出しながら記事を書いていると、長男から、LINEが入ってきた。

長男が何か見つけたらしい
おぎのや、頑張るなぁ


家内がこれをみて、にこやかな表情になった。

家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。


だから。


これで、いいのだ。

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