家内が私を追求するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。

ショートショートノートカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。

今回は、長男に、予めスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。

それでは、本編にまいりましょう。

心の中の、リトルkojuroが、慌あわてて、叫んだ。

違う、違う！「まがったごっこ」、「ごっこ」だよ。コジ。お題の方向性が、曲がっちゃってる。

なんとっ！いや、でも、書いてしまったし。今回は、曲がったまんま、いきましょう。

長男のお題の、変化から。

本編、「まがっただっこ」、約410字を、どうぞ。

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忠ただしの家には、ごくうという柴犬がいて。散歩の帰りは、だっこをせがんでくる。

それが、習慣になった。



やがて忠ただしは結婚。信しんが生まれた。



信しんが歩けるようになり、ごくうはもう老犬で。だっこが長くなっていた。

信しんは、ある日、こう言った。

「ごくうのように、だっこして。」

忠ただしは思案し、ごくうをだっこ。信しんを肩車して散歩から帰るようになった。

なぜか、信しんは、肩車のことを、「まがっただっこ」と呼んだ。




季節は流れ、幸さちが生まれて歩けるようになり。三人で散歩をするようになった。


幸さちをだっこ、信しんを肩車して帰った。




ある日、忠ただしは、信しんに言った。

「明日から小学生だね。もう、ひとりで歩けるね。これから、肩車は幸さちの順番になる。」


その日、忠ただしの家には、リキという子犬が来て。初めての散歩だった。

リキは、帰り道に、だっこをせがんだ。

リキをだっこ。幸さちを肩車をしたら、急に、信しんが泣き出した。

訳を聞いても、わんわん泣くばかりで。




信しんはまだ、まがっただっこを、して欲しかったのである。

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Gokuさんのところに、よく遊びに行く。Gokuさんは、私がnoteの世界に来た当初からの友人のひとりである。

ごくうという愛犬というか、家族がいて。いつも、ごくうの記事で、会ったこともない、ごくうのことに思いを馳はせる。

いつか、ごくうにも、Gokuさんにも、会ってみたいものだと思っている。