原宿
渋谷、原宿といえば、若者の聖地である。そこに、どうして私が行くことになったか、ということであるが、それを、書こうと思う。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
出だしが、大袈裟すぎるよ。
だが、原宿というテーマを見て読みにきてくれた人も、ひょっとしたら、いらっしゃるかも知れず。そういう人には、出だしで、私が、そんなところに訪れるような歳の人間ではないということを宣言したくなったのである。
実は、回転寿司を食べに行ったのだ。回転寿司とは言っても、ベルトコンベアーは、ついていない。そして、一皿二貫で100円(税別)では、ない。だいたい、130円くらいである。
ちょっと洒落た回転寿司が、12月9日に開店したのだ。
心の中の、リトルkojuroが、またボソリと、呟いた。
洒落もほどほどに、ね。
そもそも、お寿司、回っていなかったし。
私が行ったのは、冬休みに入った12月29日である。長男と、家内と。原宿で次女と落合い、店に入った。
このお店を知ったのは、テレビのドキュメント番組である。今までと違うコンセプトの、ポップカルチャーなお店を出店する。ということで、急に行きたくなった。
そこは、くら寿司である。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
回転寿司は、来年の10月までは、はま寿司と決めたんじゃなかったっけ?
今日は、リトルが、やたらに、ツッコんでくる。
お店は、なかなかのお店だった。
予約をして行ったのであるが、ほどなく呼び出しがあり、中に入って行くと、景観だけでも、一見の価値はある。一面ちょうちんがあり。和の雰囲気が溢れている。このちょうちん、色がグラデーションで変わってゆく。
柱構えも、立派で。綺麗で、清潔感があり、そして、面白い。
席につくと、お箸やお醤油は、テーブルに仕込んである。このアイデアは、なかなか、良いと思う。
原宿だけあって、クレープも注文できる。タッチパネルで注文すれば持って来てくれるが、縁日風のカウンターに、オーダーしにいくことも、できる。
長女は仕事で来れなかったが、次女も、長男も、家内も、大いに満足した。年末の贅沢で、我が家は、少し幸せになった。
家内は、子供たちが幸せそうだと、上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
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