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2020年のトップリーグ


2019年、日本で初開催されたW杯でベスト8に勝ち残った日本代表。試合を追うごとに視聴率が上がり、世間の予想を反してラグビーは一躍人気スポーツとなった。

その開幕戦は2020年1月12日、秩父宮ラグビー場をはじめ、全国6会場で第1節が始まった。

秩父宮ラグビー場

第1試合:日野レッドドルフィンズ VS NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
第2試合:東芝ブレイブルーバス  VS サントリーサンゴリアス

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昨年はありがたいことに、1会場で2試合。自由席が設定されていた。昨年度まではほぼすべての席が自由席。

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今期はコロナ対策のため、全席指定となった。実際には、秩父宮の自由席は販売されていなかった。

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このため、自由席は争奪戦。朝早くから長蛇の列だった。

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各チームが紹介されているオフィシャルファンブックの表紙はもちろん、W杯メンバーが飾っていた。

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満員の観客席、開幕を告げるセレモニーも華々しく行われた。

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第1試合、日野・10番・ジャック・デブラシーニ選手から22番・田邊選手への絶妙なパスでのトライ。距離のあるPGを決めた日野・10番ジャック・デブラシーニ選手。日野・9番・ オーガスティン・プル選手パスをインターセプトしNTT・7番・金選手が独走トライ。NTTが勝利。

第2試合、サントリーは前半29分で、7番西川選手のレッドカードにより退場。14人で戦うことになる。東芝・リーチ選手にボールが渡ると会場内から一斉に「リーチ」とW杯さながらの声援。サントリー・松島選手の股下からのパスが通りトライが決まるというミラクルパス。東芝が勝利。

各段にレベルがあがった

W杯を終え、2試合、4チームを見て格段にレベルが上がっていた。パスの精度、スピード感が目を引いた。8強に残った日本代表がいかに各チームに戻りブラッシュアップし、世界の試合を観戦できた選手たちに影響を与えたか。こんなにも満員の観客で試合ができること。4年前はトップリーグのため、企業向けチケットが大半で一般チケットが出ないことによりW杯が終わっても空席だらけだったスタジアム。今回は一般販売を増やしてくれたこともあり、満席のスタジアム。

このまま無事に2020年のシーズンが行われることはなかった。残念ながらコロナの影響で2月25日から学校が閉鎖、エンタメ系の封鎖。もちろんラグビーも例外ではなく第7節、2月29日からの試合が全て中止されてしまった。

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