ハトの恩返し①

おはようございます。

こちらは良い天気です。
東京は数日前、初雪の予報が出ましたが雪にはならず、少しの雨でした。
皆様のお住まいの今日の天気はいかがですか?


鳩の恩返しを目撃したことがある。
幼きの私の鮮明に残っている思い出です。


母は動物を飼うことをあまり好まなかった。
そもそも当時住んでいたのは
小ぶりのマンションで
飼うことのできる動物は限られていた。

そのマンションの
最上階ではない階にすんでいた。

夕暮れ時であった。
居間の窓が
「バタン」と大きな音がした。

台所にいる母にも届くそれは大きな音だったと想う。

居間と台所の間で遊んでいた私は
何が起こったか分からず
一瞬フリーズしていた様に思われる。

母が私を通り過ぎ
居間の窓を覗いた。

「ハトがガラス窓にぶつかったみたい」
私は恐る恐る母の背後から
そのハトを窓越しにうかがった。

母はゆっくり窓をあけてハトをみたが
私は母の背後から
恐る恐る事の行く末を見ていた。
なんて書いたらカッコ良すぎる。

ただ、怖くて
でも、ちょっと見たくて

母はことなくに
「大丈夫、気絶しているだけ」
と言いハトを触った。

「え、死んでないんだ。」とだけ私は感じたように覚えている。

母は窓をあけ見て、そのハトを触った。
母は普段ランドリーバックとして使っている
ビニール製の箱の様なものを
洗濯機の横から持ってきた。何か考えてる風だった様な
気もするが
手早く私の横にランドリーバックが置かれ

私はランドリーバックがきたスペースの分だけ後退りした。

「死んでないんだ。
 良かった。」と思ったが怖かった。

母は難なくのように(見えた)
ハトを母の手の中に納め
ランドリーパックに収めた。

そのランドリーパックは
ビニール製で蓋がついていたが
長年使っており
蓋には隙間が開いていた。

「鳥目って本当にあるのね」
と母が私にだか、自分にだか分からない声でつぶやいたことを覚えている。

何の怖さか分からなかったけれど
始終私は怖かった、怯えていたと表現するのだろうか。

ランドリーパックの中で動かないハトをチラ見するのが精一杯だった。

数分後、母はアタシに向かってこう言った。
「『鳥目』ってあるのよ。
鳥は暗くなると目が見えにくくなるんだって。
暗くなってきた頃だったから、きっと間違えて窓にぶつかっちゃったんだね。」

「死んじゃう?」

「う〜ん、、どうだろうね。。」

夜になる頃
母はもう一度ハトを自分の手の中に納め、空いた片手で
その辺にあった新聞を、雑にちぎってランドリーパックに入れた。
もとより大雑把な人である。

が、もともと壊れてかけていたそのバッグの蓋の隙間を
わずかにもう少しだけ広げた。

私は
(このハト今日、ここにいるのかな。
なんか嫌だな。怖いな。)
(ハトあまり好きでないし。)
と感じていた。


私は鳥が今も割と苦手だ。
このエピソードの後になるまだ幼少期に
セキセイインコを何回か飼ったことがある。
ブームだった様に思う。

セキセイインコ🦜は
私に懐いてくれていたし
それは普通のことで
別にインコ自体は好きでも嫌いでもなく。

自分の名前を覚えてくり返す、
初めて飼う鳥が面白かった。
たまに、私が静かにウトっとしているとなんだか瞼が下がって一緒にいてくれる、自分チのインコ。

皆さんは
セキセイインコが
人の腕の上で寝てしまう景色を、見たことがありますか?

インコはみんな色が違って。
すぐ誰が誰だか分かるインコは愛おしかった。

ウチに初めて来た
セキセイインコは黄色でした。

たまにウチの中に放し飼いにすると
人の(私の)開いた教科書の端を勝手ガツガツ(?)ついばんで
新しい教科書の隅はボロボロになったし。
なんなら、
教科書に沢山糞を落としていった。
色んなページに。

クソ!


カーテンレールの上にとまってしまって
鳥籠に戻せない時だけが
父の出番だった。

教科書の上に糞をするインコを
ウチで別に怒った事もないし
⚓️も覚えた事も、
教科書を汚されて泣いた事もない。

(そういうもんだ)と
思っていたのかな??

「あーあ。」とティシュで教科書を擦った。

ただ、学校で教科書を開くとき。
隣の子に答えの教えを頂戴しにいく為に開く(カンニングダヨそれ)
(イヤイヤ、復習である)
教科書のそのページの
その糞の跡やギザギザに気付き。

「何これ?」
「どうしたの?」
って聞かれた時だけは
なんだか恥ずかしくなって、自分の教科書と飼っているインコが憎たらしい様に思えた。

でもそれはホントに一瞬で

「家、インコ🦜かっているの。」
と私が言いさえすれば

皆んな
「ふーん。そうなんだ」
とか
「えっ!家も飼ってるよ」
「家は去年卵出来て5羽まで増えた!」
とか「家はハムスター」
「いいなぁ〜。ウチは(飼っては)ダメ」
とか矢継ぎ早に話すトリガーだけの話だった。

(ハムスター、、ちょっと飼って見たいかも)とは思った、と想う。

数年前巷で “文鳥推し”が流行ったとき
(というか、その方達はずっと文鳥が大好きだったのだろう)
私もそのグッズを見て
(文鳥可愛いなぁと)と思った。
私が飼いたかったの
本当は文鳥ではなかったのか?
疑った。

だって、文鳥を飼ってるってそのとき珍しかったけれど言っていた子いたもん。
飼っていた鳥がセキセイインコだから私こうなってるんじゃないか??(鳥全般苦手派フクロウは可愛いと思う派)位その時私は考えた。

そしてブンチョウ好きの後輩から文鳥の絵の入ったハガキを頂戴したり。

(セキセイインコよりブンチョウの方がやっぱり可愛いんじゃないか?
今ならブンチョウ愛せるか?)

とその後私も文鳥の缶に入った紅茶を買ったりしてみた。

でも、
『飼いたいなぁ』と言うあの子の様に自分はブンチョウは飼わないな。
と思いながらもやっぱりブンチョウグッズは愛らしくて
数年前、まんまる太った文鳥のビーズクッションを買った。

オンラインで

クッション買ってしまうなんて私も乗せられてるなぁ。
って言うか、“ブンチョウ推し”
私の知らないところにはずっと昔からいっぱいたのだろう。広がったか流行りかのどちらかだ。

意地の悪い私は今文鳥グッズの目の端においていく先を追っている。
文鳥好きの彼女の喜ぶ姿や集めるグッズを

「可愛いじゃん♡」

なんて言って、同意して近況葉書やショートメッセージを頂戴しながら行く末を観察中。

だって、ホントにブンチョウグッズ
可愛いんだもん。

ブンチョウの一筆線で綺麗な文字を丁寧に書いて、封筒にちょっとしたおまけ(コーヒーとか?)みたいなもん添えてくれる
あの子(後輩)が弱くて、好きで。

私と同じ場所で私の替わりに
先に
遠慮した間で
敬語で
でも、超モヤモヤやイライラを日々抱えながら奮闘している彼女の日常。

⚓️を伝えてくる彼女を
大切な後輩を
私は失いたくない。


ブンチョウはセキセイインコみたいに
変なウロコ模様の奴もいないし。
白と緑とか、青黄色とか選べないけれど。

皆んな真っ白で
ちょっとインコよりふっくらしていて
くちばしだって
皆んなほんのりピンクで

って想像して
クッションは時々愛でる癖に
後輩から頂戴する葉書はもっと嬉しい癖に
意地が悪い。

ごめんね

後輩。
大好きだよ、アナタが。

クッションを買った時
オンラインでクッションを買ってしまう日が自分に来るとは驚いた。
届くクッションの手触りや大きさ、抱き心地はどうだろう?
かと一瞬頭をよぎったが
画面に写ったブンチョウのクッションの姿が愛らしくてたまらなかった。

私は
ポチッとした。

届いたブンチョウのクッションは
可愛かった。
ビーズクッションでできたそれは肌触りも抱き締めた感触も納得の買い物になった。

『ぴー』と私の中だけで名付けたはずなのに
それを年老いた母にみせ。
「どうコレ?」「名前は『ピー』」
と伝えた。

無理やり?母のベットをその子の棲家とし母に押し付け。

自分は気の向くままに
自分の機嫌で
「ぴーちゃん♪」
とか
「ぴーー!」とか言って母に柔らかいクッションを押し付けた。
その時の母の反応もまちまちだ
ただ確かに母が言ったのは

『へーー。今こんな素材があるのねー。気持ちいいね。
面白いね。
あんた、面白いモノいつも見つけてくるねー。どこで買ってくんのよ?」
と言っていたのは確かだ。

ピースケの苗字は『太田』だ。
これは
誰にも明かしていない。

リアル ハトと過ごした夜に話は戻る。
戻りたい。

続きます。

全然ハトさえ恩返ししてねーやんけ
恩返しまで、話届いてネーわ!

と自分でまた
つっこんでしまう。

よかったら
待っていて下されば幸いです。

#ハト #文鳥 #インコ

ウチで飼っているインコは喋った。
事実だ。
「トミーちゃん、トミーちゃん
     トミチャン!」と
根気よく姉が教え続けた。初めて飼ったただの黄色いインコ
「ハッピちゃんハピちゃんハピチャン!」と喋るインコは
ハッピーちゃんと名付けられた。

ウチに迷い込んで来たブルーと白のウロコ模様のインコ
その頃やはりセキセイインコは流行っていたのだろう。
マンションの他の一室からのはぐれインコであろう。

その後その子が一人で寂しそうだからと買いたした。緑のインコ🦜はどんなに私と姉が粘っても言葉を喋ることはなかった。
「バカなのかね?」って???
って姉と軽い疑問があり
数年後に
セキセイインコはオスメスの差として言葉を覚える覚えやすいの異差あるらしいと知る。

卵はつがいにしても産まなかった
繁殖はなかった
友達の様に、5羽までは増やせなかった。
鳥籠はいつも一つだった。

駕籠の中〈オス〉or〈メス〉と区分けされた駕籠の中の大勢のインコから色彩、直感だけでインコを選んでいたり、迷っていたり、迷子がとびこんできたりしたこたを覚えている。

1度、飼っているインコが
餌あげるとき、姉だか私だかが逃しちゃった事もあったな。。
私達は泣いて探しにいったっけ

親には
「あれ程、エサ替えるときは、注意しなさい!って言ったでしょ!」と言われ2人で結局、ショボくれたっけ。
多分私は泣いたと思う。

姉は
「ハッピーちゃんがウチに来た様に
どこかのおウチに行ってるかもよ」と私に言った。

トリの命名権は
結局いつも姉だった。

#姉妹

姉は私よりずっとセンスがいい。
母は不器用そうに見えて実はとてもセンスが良い。

全然“音”返らない。

ラードリーパックって
ランドリーバッグが正解ですよね??
でも私にはパックの方がしっくりきます。

文章、誤力初心者です。
誤字脱字、不注意、欠落
お気付き
コメント頂ければ嬉しいです。
まず、、、
『題名違うダロ!!』

まっ、いいか。
つづく。

#名前 #由来
#後輩 #灯台#岬

灯台のある処を岬とよぶ。

今までの数々の失敗から得た学びは
フェリシモと名前を替えた
“千趣会”さんは早咲きのサブスクであると言うことだ。

私は、フェリシモさんに電話することを思い出し。
文鳥(のクッション)を無意味に繁殖させない事が出来るようになった今を嬉しく想う。

フェリシモさん
千趣会さんへ 愛を込めて♡

後輩であり同僚のミサキさんに
愛を込めて♡

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