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【しぞ~か #13】 静岡のロケ地

一年ほど前、第二波が収まりつつある頃、“静岡の温泉” をご紹介しました。

それから、三つの波を乗り越え、私たちは多くのことを学び、そして、もうこれ以上の波は越えたくないと、誰もが思ったことでしょう。

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- 前略 -

しばらく振りの “しぞ~か” ご紹介です。

これまでの努力が水の泡にならぬよう、その経験を活かしながら、“芸術の秋” を楽しもうではありませんか。

■伊豆の踊子〔1963年〕 伊豆市

現在までに、6度も映画化された川端康成作の小説『伊豆の踊子』。
作品の舞台であり、6作品の全てに使われた伝説のロケ地、旅館「福田家」では、川端康成や映画に出演した吉永小百合さんや山口百恵さんが、実際に滞在した部屋に宿泊できる。

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■噂の寅次郎〔1978年〕 島田市

旅の途中、静岡県の大井川おおいがわに掛かる蓬莱橋ほうらいばしで、雲水に “女難の相” があると見立てられた寅さん。

  :もし、旅のお方。
寅さん:何か?
  :まことに失礼とは存じますが、
    あなた、お顔に女難の相が出ております。
    お気をつけ、なさるように。
寅さん:分かっております。
    物心ついてからこのかた、そのことで苦しみ抜いております。
  :では . . .

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■釣りバカ日誌3〔1990年〕 西伊豆町

伊豆半島西岸に位置する静岡県西伊豆町で撮影。風光明媚な堂ヶ島どうがしまなど、観光名所も多く、釣りのスポットとしても有名。

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■ウォーターボーイズ〔2001年〕 牧之原市

ひょんなことから、シンクロナイズドスイミングに挑戦することになった男子高校生たちの奮闘を、実在の高校水泳部をモデルに描いた青春コメディ。
ボーイズの通う学校として、校内の撮影は全てここで行われた。

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■武士の一分〔2006年〕 旧:大井川町

幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描いた作品。下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、妻の加世と共に幸せに暮らしていが、ある日、毒にあたって失明してしまう。
クライマックスシーンの舞台として選ばれたのは、静岡県大井川おおいがわの河川敷。

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■わが母の記〔2011年〕 伊豆市

作家:井上 靖と、その小説の話をもとに “家族” を描いた作品。
伊豆半島の懐かしい風景が数多く登場する。

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■テルマエ・ロマエ〔2012年〕 河津町

主人公のルシウス(阿部寛)が、傷を癒すために訪れた温泉「大滝おおだる温泉 - 天城荘」は、この映画をきっかけに観光客が急増。
台風被害により、休業を余儀なくされていた中で起死回生の映画となった。

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【公式】天城荘[LIBERTY RESORT]

■清州会議〔2013年〕 浜松市

豪華セットが話題になる三谷幸喜作品の中でも、効果的に使われていたシーンが印象的。
旗取り合戦のシーンで登場したのが中田島なかたじま砂丘。

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■朝日のあたる家〔2013年〕 湖西市

自然が美しいある町に突然降りかかる原発事故による悲劇と、否応無く事故に巻き込まれていくひとつの家族の姿を描いていく。 
業界では“タブー”とされる原発問題を扱ったため、資金集めに困難となりながらも立ち上げから1年半、ロケ地ともなった静岡県湖西こさい市の人々の熱い支援により完成した。

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■ラブライブ サンシャイン〔2017年〕 沼津市

絶大な人気を誇るアニメ作品「ラブライブ サンシャイン」の舞台、沼津。
市内には、作中シーンそのままの風景が広がっている。

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