Naoki Tanaka

アイガー株式会社(Eiger, Inc.)の代表を務めています。

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最近の記事

【文系が理解するAI】ディープラーニング(1) 〜ただの機械学習とディープラーニングの違い〜

ディープラーニングではないただの機械学習と、画期的とされるディープラーニングの違いについて記載します。 機械学習(教師あり)の用途の代表的なものに、分類と回帰があります。 ここでは、ただの機械学習(ディープラーニングではないという意味)と、ディープラーニングの違いを、回帰を用いて説明したいと思います。 回帰とは、ひらたく言えば"予測"のことで、一例を挙げると、"ある人物の体重を、体重以外のデータから予測する"といった具合に、未知のデータを予測することに活用します。 ちな

    • 【文系が理解するAI】ディープラーニング(1) 〜機械学習〜

      ここからはしばらく、第3次AIブームの火付け役となった根幹の技術であるディープラーニングについて理解を深めていこうと思います。 私自身、文系出身の人間で数学については、もともと苦手でしたし、高校数学の内容もほとんど覚えていませんが、文系なら文系なりにディープラーニングという技術を理解していきたいと思います。 まずは、Chat-GPT4にディープラーニングとは何か尋ねてみました。 ちょっとわかりづらいですがまとめると以下のようです。 ディープラーニングはコンピュータが自

      • AI 基礎知識「歴史」(2) 第3次AIブーム

        間が空いてしまいましたが再び投稿をはじめます。 前回は、AIの基礎知識ということで第1次,2次AIブームについてnoteを記載しました。 1960年代の第1次AIブームでは、主に「推論」と「探索」についてのルールベースのアルゴリズムが生まれ、パズルや迷路などの問題に対して、初めてコンピューターを用いて推論や探索を行いその問題を解くことができました。 しかし、ルールが明確で簡単な問題しか解決できないことから、人々の熱は冷めていき、ブームは終焉しました。 1980年代の第2

        • AI 基礎知識「歴史」(1)

          今回の投稿からは、AIの基礎知識について学んだことを書いていきます。 まずはAIの歴史についてざっくり振り返りることにより外観を押さえたいと思います。 AIの歴史上、これまで3回の"ブーム"があるとされており、現在は第3次AIブームのさなかと言われています。 第3次AIブームは記載すべき内容が多いため、まずは第1〜2次AIブームについて記載したいと思います。 尚、今回の記事は参照元として、以下の書籍やブログを参考に記載させていただきました。 マンガでわかる! 人工知

        【文系が理解するAI】ディープラーニング(1) 〜ただの機械学習とディープラーニングの違い〜

          【AI・勉強範囲とステップについて】

          AIに関する1回目の投稿は、以下について書きます。 勉強する目的 対象となる勉強範囲 AIに関する今後の投稿テーマ AIについて勉強する目的AIを勉強する目的 目的の1つ目は、今後10〜20年でAIはほぼすべての産業でビジネスプロセスや付加価値、生産性を劇的に変えるもっとも重要なテクノロジーだと考えるからです。 AIにおいて最も重要なテクノロジーであり第三次AIブームが起こる直接の原因となった技術であるディープラーニングが2006年に発表されてから、実用面では簡略化

          【AI・勉強範囲とステップについて】

          【2023年】note投稿の方針について

           1月5日の投稿記事の通り、2023年の個人目標として毎週月曜日08:00にnote投稿をしていきます。 noteの投稿目的ここで改めてのnoteを投稿する目的を明確にしたいと思います。 1,会社の成長に必要な自身の勉強のため  一番の目的は、自社の成長に必要な勉強を効率よく行うためです。  技術トレンドや巨大プラットフォーマーの方針転換、政府の規制など外部環境の移り変わりが激しい我々の業界では、会社の成長には素早い知見の習得とそれを生かしたサービス力の向上が特に重要と

          【2023年】note投稿の方針について

          2023年の個人目標

          はじめに2023年が始まりました。 年末年始は新たな目標を設定するのに適してると思います。 目先の仕事のことから解放され、年の切り替わりなので設定期間の開始と終了が分かりやすいからです。 月並みですが、noteに個人の目標を投稿することで決めたことを実行する圧力を自分自身にかけたいと思います。 2023年の目標1: 毎週月曜日08:00のnote投稿以前からブログを習慣的に書こうと思っていたものの、なかなか実行できていなかったので、2023年はnoteの継続投稿をnote

          2023年の個人目標

          アイガーの追い求めるテーマ

          アイガーの理念・ビジョンについて、今一度自らの本音、本気度と向き合い、今いるメンバーとこれから加わるメンバーの大切な人生を巻き込むことへの責任、これまで人生の一部を投じてくれた元メンバーへの責任、信頼して我々に発注をしてくださっているクライアントやリソースを提供してくれている外部パートナー、第三者的な立場で応援してくれている方々への責任について考え、振り返ることにしました。 2020年12月に中期計画の一部として発表した企業理念、描く将来像としてのビジョン、計画などは、具体

          アイガーの追い求めるテーマ