面白い!にたどり着くために
#1ヶ月書くチャレンジ22日目。
今回のテーマは「仕事や勉強で1番大切だと思うこと」。
スタートは必要感
自分が小学生や中学生のころ、勉強は嫌いだった(高校生もその後もそうだったな…)。
まぁ全部が全部嫌いなわけではなかったけれど、進んでやろうとすることはほぼなかったと思う。
そんなぼくが社会人になって年間100冊以上の本を読むようになった。
最初の動機は自分のあまりのできなさに本に頼りたかったからだ。
初任者のころ、それまでボランティアやインターン含め行ったことがなく、学生の間に学校現場に入ったのは教育実習の期間だけだった。
部活やアルバイトに夢中だったので勉強もしていなかった。
経験もなければ勉強もしていないようなぼくが子どもたちの前に立つ。
毎日毎日同じ学年の先生方に教えを乞い、指導をしてもらいながら日々働いていた。
それでもやはり「困り感」というものは抱えていて、全てを他の先生方から教えてもらうにはあまりに時間が足りない。
そこで本を読むようになった。
試行する
本を読んでいろいろ試してみると、まぁだいたいのことはうまくいかない。
「本の通りやっているのに…。」
クラスの実態も先生のキャラクターも全く違うので当たり前だ。
その時の自分は全くそれに気づいていなかった。
しかし、時折子どもたちのいい反応を見られたり、授業を追試することで自分の引き出しを増やしたりすることができた。
それが段々と「面白い…!」と思うようになった。
面白い!という感覚
知識を得る→試行する→良い反応が見られる→もっと知識を増やしたくなる。
こんな流れでどんどん本を読み始めた。
学級経営や授業づくり、ビジョントレーニングや働き方のことも含めて様々な本を読んだ。
読めば読むほど、「面白い…!」の体験が増えていく。
「こんな方法もあるんだ!」「こんな考え方もあるんだな!」という発見が本の中や教室にはいっぱいあって、それが面白くて楽しかった。
こういう「面白い!」という感覚を掴んでしまえば、勉強することは楽しくなる。
で、結局?
で、結局何が1番大切だと思っているかというと、試行すること。
それは仕事や勉強に限ったことではないかもしれないけれど、試しにやってみないとそれがうまくいくかどうかはわからない。
だから、とにかくやってみる。
やってみると様々な形でフィードバックが得られる。
そのフィードバックによってまた次のアクションが決まってくる。
おわりに
正直、1番大切なのは「『面白い!』っていう感覚です!」と言いたかったけれど、そこにたどり着くためには試行してフィードバックを得ることが必要だと思っている。
だから最初は面白いかわからなくても、ちょっと試しにやってみることがいいんじゃないかな。
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