はじめての山小屋泊!北アルプス、燕岳
長野県にある北アルプス 燕岳(つばくろだけ)へ行ってきた。
10月2日から1泊2日の山小屋宿泊。いつもの日帰り登山とは違う。大きな荷物を背負い、ちゃんと頂上まで登りきれるかな、、と少し不安な気持ちも。
結論から言うと、頂上まで登ることはできた!けど、簡単な道のりでは無くて、気圧の変化で体はしんどかった。でも頑張ったからこそ出会えた景色は言葉にならないほど美しかったー!
こんな素晴らしい絶景、簡単に辿り着く訳がない。
またひとつ良い経験をしてしまったー。
片道5時間ほど。人気の山で多くの登山者とすれ違った。中でも女性や若い人が多いことに驚いた。さすが、北アルプス。
いつも中四国の日帰り登山行く時にすれ違う人は、おばちゃんおじちゃんばっかりで、やっぱり登山の年齢層って高いよなーと思っていたけど、それは撤回。
こんなにも女性登山者がいたことが嬉しい。しかもみんなお洒落なのだ。
次の日、お待ちかねの朝日。
晴れますように、晴れますように。
朝5時ごろ燕山荘の窓からチラッと外の様子が見えた。それはもう、絵画のように美しくて、「え、これ現実?」と思うほど、素晴らしい朝日だった。
実はこの時、気圧の変化で胃の調子が悪かった。でも朝日を眺めながら飲んだ白湯が本当に美味しくて、元気が出て、心満たされた。
「朝日見ながら、白湯を飲む」この瞬間が今回の登山で1番幸せ感じた。
この燕山荘からの朝日を見て、感動して、登山にのめり込んだ人がいる、なんて話を他の登山客の方から聞いて、確かにこの朝日は特別だなと思った。
天候次第で朝日が見れるかどうかも分からない中、頑張ってここまで登ってきて、この絶景と巡り会えたら、また山登ろう、またこの景色見に来よう、という気持ちになるだろうな。
ここに来た人だけが味わえる感情。登山にどっぷりハマってしまう気持ちもわかる。
今まで登山する時は頂上が目的で、そこがゴールだった。頂上まで行ったら後は下るだけ。
でもはじめての北アルプスで山小屋に泊まって思ったのは、ワクワクする登山は、頂上に行ってからはじまる、ということ。
私たちは1泊のみだけど、連泊する人も多く、その人たちは稜線歩きを楽しんでいた。
稜線歩きは山のてっぺんまで行ったからこそ、できること。富士山みたいにポツンと山が一個ある訳ではなく、山は連なっている。その山を辿っていく、ということだ。
じゃあ次は連泊して稜線を歩こうー!!
なんて気軽に言えるものでもない。残念ながら体力と知識が無いとかなりキツイ。今回の登山で私は下山した次の日、筋肉痛で階段降りるのがキツかった、、情けない。
こんな状態で山の上で2泊もしてたら、下山する体力残ってないかも、、
上級者向けだけど、いつか、いつかそんな山遊びができたら良いなぁ。ボチボチ登山楽しんで行きたい。
とても良い旅行でした。
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