見出し画像

夏の伊予旅1日目…松山

文楽通いを始めてから、一度行ってみたかった内子座文楽に行くために、お盆から一週遅れの夏休みをとりました。ANAのホテル一泊つきの航空券とったので、初日は道後温泉泊、というわけで、まずは松山へ。

朝イチの羽田空港。今回もカネゴンとふたり旅です。

松山空港って市内に近いんですね。空港から20分ほどでJR松山駅。繁華街は大街道と言ってもう少し先なんですが、私翌日の宇和海特急のチケットとりたかったんで、松山駅で途中下車。そこから市電に乗りました。

市電は160円とお安いけど、4回以上乗るなら一日券が500円なので、それ買ったほうがお得。

アーリーチェックインすることも考えたけど朝が早かったのでランチを優先。大街道で降りて観光客御用達の「かどや」で宇和島づくしのさつま汁セットを。

どこ行っても鯛めし推しなので、とりあえず以前仕事で郷土料理のことを調べたときにコレは絶対美味しいでしょ、と思って気になってたさつま汁を。

早い話が鯛と味噌が練りこまれた麦とろなんですけど、茹だるほど暑かったのでちょうど良かったです。ただ、大街道のかどやはゲロ混みです。金曜だったけどたぶん年中関係なく混んでるんじゃないかな…あとで道後温泉にいったら支店があったので失敗した!と思った。道後温泉のほうが並ばずに済むと思う。

あとかどやは支店が松山空港にもあるので、市内で観光中に宇和島鯛めし食べそびれても食べられます。時間がゆったりあってお酒も飲みたいような時じゃなければ、大街道店じゃなくていい気が。雰囲気はいいのでカウンターとかは夜のデート向きかな。

腹ごしらえの後はレトロな市電に乗って道後温泉へ。まずは荷物を置きにホテルに向かいました。市電はこういうレトロ車両と、テレビついた新型車両あるけど、どちらもおつりの出ない料金支払い機なので、終点下車以外で小銭ない人は、降りる前の停車中に両替しとくといいです。車両の前にも後ろにも機械はあります。

道後温泉駅はこんな感じ。

レトロな駅舎の隣に坊っちゃん電車が止まってます。近くに人力車が客待ちしてて、からくり時計の近くには観光案内所と足湯もある。

道後温泉本館はこんな感じ。

空いてる昼間にサクッとお風呂行っちゃおうかなーとも思ったんだけど、やっぱあの千と千尋感を味わってみたくて後回しに。軽く市内観光しようと思って、まずは松山城を目指しました。

大街道からロープウェイ乗り場までは緩やかな上り坂10分ぐらいかな。とにかく暑かったので念のためにと持ってきた日傘が大活躍でした。ロープウェイは10分おきに出てますが、せっかちな人や高いところが好きな人はリフトもあります。私は高いとこが好きなのでリフト一択。あっついけどそこは日傘でカバー。

リフト降りてすぐのお店でいよかんソフト購入。ちょっと食べちゃったから寸詰まりになってるけど。

ソフトクリームなめなめ、10分ほど徒歩で山を登ります。意外と遠いです。

じゃーん。これが松山城。右にちょっと見切れてるのは松山城のマスコットキャラのよしあきくんです。こう見えて後ろ半分は絶壁です。

天守閣は有料で上まで登れるんだけど、私昼ごはんもたもたしててあまり時間がなかったので、中には入らず立派な石垣とか眺めて回りました。それでも小一時間ぐらいは楽しめたので、中もじっくり見るなら2時間ぐらいは欲しいかも。

天守。

あんまり人のいない裏手の方に回ってみたら、ジョギング中の地元の人に「石垣を綺麗に撮るならここから」と勧められて撮ってみたよ。

確かに石垣のラインがすごく綺麗に撮れてる。さすがの地元アイ。っていうか結構高いんですけどジョギングしてる地元の人何人かいた。めちゃくちゃ暑いのにすごいなぁ。

鉄砲穴から市内を望む。

楽しく写真撮ってたら、リフトが終わる時間になっちゃったので慌てて降りました。徒歩でも降りられますがさすがに翌日もあるし疲れそうだったので。

晩ごはん食べに行きたい店が開くまで30分ほど時間があったので、重要文化財の萬翠荘を見てきました。こちらももう閉館間際だったので外観だけ。

夕方で蚊に刺されて痒かったです…

でもなかなかにロマンチックな建物ですよ。中どんなかなー。いつか入ってみたいです。

遠目だとこんな感じ。

大街道の、交差点のロープウェイなどがあるほうとは反対側の道はアーケードになってて、三越デパートとかがあります。ここをさらにまっすぐ行くと、こんな不思議な名前の饅頭売ってるレトロな雰囲気のお菓子屋さんがあります。

労研饅頭。「まんじゅう」じゃなくて「まんとう」と読みます。これも県内では松山でしか売ってないらしいので、お試しで買ってみました。この大街道店は支店で本店は少し外れたとこにあるみたい。

饅頭にはあんこ入りとあんこなしがあって、フレーバーによってカラフルなバリエーションがありますが、私が買ったのは皮がヨモギの餡入り饅頭と、醤油餅(これも四国の郷土菓子の一つ)。

ホテルで翌朝に食べてみた。んー饅頭っていうか、ちょっと堅い蒸しパン?たぶん、あっためたり、食べ方を工夫したらもっと美味しいんだと思う…日持ちしないので、これはお土産としての購入は断念。

醤油餅は豆入り豆なしがあって、私はシンプルな豆なしを買いました。これは磯辺焼きみたいな餅じゃなくて、生地に醤油が練りこんである甘じょっぱいお餅。ちょっとしたおやつ向けかな。カネゴンと色が似てる。

さて、話は戻って、行ってみたかった店というのがこちらのおでん居酒屋、じゅん。

18時のオープン直後に入ったら貸切だった。平日は常連さんたちの来る時間は遅いんですって。愛媛の名物というと宇和島鯛めしとかがすぐ出てくるんですが、『松山じゃないと食べられないものは何?』と思って検索しまくって見つけたのが、この店の「かめそば」だったのです。亀肉入ってるわけじゃないよ。由来はリンク先でどうぞ。

結構テレビとかでも取り上げられているらしく、お得なおでん三種、豆腐、かめそばとドリンクのセットがあります。お酒がのめない人もソフトドリンクあり。私は当然アルコール飲みましたが。お酒は焼酎か日本酒か、飲み方も選べます。

通常、このセットのおでんはお任せなんですが、私は一番客だったので好きなの選ばせてもらいました。じゃこ天、大根、スジ。お豆腐はあったかくて鰹節とネギがたっぷり。カラシがなんか独特で美味しいです。

そして噂のかめそばがこちら。

これねぇ、ほんとに説明できないです。塩焼きそばでもソース焼きそばでも醤油焼きそばでもないの。味つけ足りなかったら少しだけソースかけてみてねって言われるけど、ぜんぜん要らないです。何も足さないのが一番美味しいと思う。じゃこと鰹節たっぷりだけど、味が魚魚しいわけでもないのです。

麺の食感に特徴があって、油っぽさがなくて全然もたれない。かた焼きそばとも違うし…。噛むほど味わいがあって、わずかにおやつっぽさというかツマミっぽさもがあるけど、ベビースターみたいなお菓子の味っていうんでもないんですよね。

独特の中毒性があって、私、翌日にはもうまた食べたくなっちゃった。松山泊じゃなかったから諦めたけど…。とにかくこれは、この店じゃないと食べられません。なので、松山に行かれる方は、騙されたと思って是非チャレンジしてみてください。美味しいです。

大将と奥さんも気さくにお話しして下さるので、居心地のいい店です。市内のおすすめの郷土料理の店も何軒か教えて下さったので、次またかめそば食べに松山行くときは、教えてもらった店も行ってみようと思う♪

さて、夜は千と千尋気分を味わうために道後温泉本館へ。

じゅんでついつい2杯目飲んだりしてて、ちょっと出足が遅かったので、三階の個室はとれなかった。でも、霊の湯と神の湯両方に入浴できて、2階の大部屋でお煎餅とお茶のおもてなしがついてるコースがどうにかとれました。ラッキー♪

夜はやっぱり人気があって、チケット買うにも行列です。入浴だけで休憩なしなら比較的すぐ入れますが、休憩つきのコースは、希望のチケットを申請して、部屋があいたら呼び出されてチケット買えるシステムなので、売り場の近くを離れてて案内が聞こえなかったらアウト。こういうのがめんどくさい人は、明るい時間帯に早めにお風呂入っとくしかない。

お盆のピークほどではないとのことでしたが、それでも入浴のみの客も入れる神の湯は芋洗い。なお神の湯は、ドライヤーも有料です。要十円玉。

霊の湯は、風呂は小さいけど客が少ないからゆったり入れる。ドライヤーも無料。二階の休憩室では、温泉が出してくれるお茶のほかにも、瓶入りのコーヒー牛乳とかコーラとかみかんジュースとかの飲み物があって購入できます。値段は普通にリーズナブル。

霊の湯入浴つき二階の大部屋休憩のコースは1時間以内なんだけど、私ほぼ最終の客だったので、後のお客さんこなくて時間いっぱいのんびりできました。

霊の湯つきのコースには、皇族だけが使うお風呂とお部屋『又新殿』の見学とか、夏目漱石ゆかりの『坊ちゃんの部屋』の見学もついてます。夏目漱石の部屋は勝手に見る感じだけど、又新殿は案内されながら巡ります。なお又新殿は写真撮影不可なのでご注意。

とにかく店の人に言われるまま、あっち行ってお風呂はいってこっちきて見学して…って感じで少々せわしないけど、迷路みたいな館内は面白いし、雰囲気は楽しめます。お湯はそんなに特徴ない感じでした…臭くもないし。

坊ちゃんの部屋の見学ついでに見た三階の個室は、小さくて普通の旅館の日帰り湯とそんなに変わんない雰囲気だったから、私は大部屋休憩にして正解でした。人目が気になる…とかじゃなければ大部屋のほうがちょっと変わった雰囲気が楽しめるんじゃないかな。

大部屋の脇に着替え部屋もあって、帰る前にそこで浴衣を着替えます。この着替えスペースだけクーラーついてた。

こちらは坊ちゃんの部屋の床の間です。

坊ちゃんの部屋からの眺め。温泉街だから浴衣の人が半数ぐらい、なんていうか街全体が温泉テーマパークって感じです。こじんまりしてるけど市内も近くて、来やすいリゾートだなと思った。県内からのお客さんも多そう。

こんな感じで初日は半日で松山を満喫しました。じゅんの大将には「お城と道後温泉に行ったなら、松山の見所は見たってことですよ」と言われたけど、天守閣や坂の上の雲ミュージアムには入らなかったし、本気で観光するなら少なくともあと半日は必要かなー。次回のお楽しみです。

街はわりと住みやすそうでした。中心街はコンパクトにまとまってて若者向けのおしゃれなお店もあるし、市電のお陰で車なくても生きていける感じ。地方の都市をいくつか旅して、完全に車社会で歩行者の存在無視した感じのデザインの街も見てきたので、免許のない私は、こういう歩行者フレンドリーな街だとちょっと安心する。

なによりも、じゅんの「かめそば」が食べたい…。かめそばを食べにもう一度行ってしまいそう松山。いやきっと行く。

2日目は、内子座文楽です。これはまた別の記事で。

#201708 #旅 #夏旅 #夏の伊予旅 #愛媛 #松山 #松山城 #道後温泉 #萬翠荘 #かめそば #労研饅頭 #さつま汁

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?