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【読書記録】「自分を変える」には2週間しかいらない


 2週間で自分を変えられる?ちょっと気になったので読んでみました。

 この本には、ニューヨークに住み始めてから「思考」ひとつで人生を変えられることに気づいた著者の、14個のヒントが綴られています。
 人生をプラスに転換する14のワーク付き。なるほど。このワークを毎日1個ずつ取り組んでいくと2週間で自分の思考が変わる、ということなんですね。

 私はまだ14個のワークには取り組んでいませんが、本を読むだけでも気づきや発見がたくさんありました。

喜怒哀楽のバランスを保つ

 喜怒哀楽の感情には、ちょうど良いバランスがあるそうです。それは、4:1:1:4のバランス。

 このバランスが良いと、いつも幸せで安定した心でいられるそう。

 喜と楽が大きければ大きいほど良いと感じてしまうけれど、それだけでは心は安定しないのですね。怒と哀があるからこそ、喜と楽の有り難みを感じられる。

 感情を偏らせず、でも、ハッピーを意識する。この生き方をしていくためには、日々、自分が感じているあらゆる感情を知っていくことが大切ですよね。
 私はこれまでもそうしてきたように、ノートに書き留めながら、自分の感情と向き合っていこうと思いました。


人間関係の築き方をレベルアップさせる

 自分の成長に合わせて、人間関係の築き方も大人レベルにする必要があります。

近すぎず遠すぎず、踏み込みすぎない。
場を独り占めしない。
誰とでも公平に同じように。
同じメンバーで固まらない。
もう少しお話ししたいなという余韻を残す。

 私は自分が人間関係を築くのが下手だなぁと感じることがこれまで多々ありました。でもそれは、築き方がレベルアップしていなかったからかもしれません。

 学生時代からの友人でもライフステージが変わればパッタリと関係がなくなるし、趣味を通じて出会った友人でもお互いの趣味が変われば話は合わなくなるし、会えばよく話していた友人でも会わなくなれば当然話す機会もなくなります。

 それをただ寂しく、悲しく感じていた頃もありましたが、相手は人間関係の築き方をレベルアップさせていたのでしょう。私はそれに気づかずに悲観して、相手を恨んだりしていた。なんだか自分は虚しいことをしていたんだなぁと気付かされました。

 私は一度心を許すとどこまでも距離を縮めようとしてしまう癖がありました。近すぎるんですよね。でも、この本を読んで、適度な距離というのを意識するようになりました。

 幸せなことに、昨年、新しい友人ができました。ママ友として知り合った友人で年齢も違いますが、すごく仲良くしてもらって一緒にいると心地よいなぁと思います。

 それでも状況が変われば今までも同じよう付き合っていくのは難しくなるでしょう。そのことを念頭において、適度な距離でこれからも人付き合いしていきたいです。


14のワークに取り組む

 毎日はちょっと難しいので、来月いっぱいまでに自分のペースでワークに取り組んでみたいと思います。また気づきがあったら、記事として残していきたいです。

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