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息子に伝えたいことがある

 先日、息子が7歳の誕生日を迎えました。
 7歳と言ってもまだまだ甘えん坊だし、色々な文句も言ってきます。

 そんな息子に、私なりに常々伝えていることがあります。

今あるものに目を向ける

 早く大人になりたいと言っていた息子。
 なんで?と聞くと「学校に行かなくて良いし、なんでもできるから」と答えてくれました。

 確かに、私も子供の頃は早く大人になりたいって思ってた。
 誰しもそう思ってた時期はあったと思います。

 でも、大人になった私からしてみれば、逆に子供でいられることは羨ましいです。

 子供には子供なりの悩みや葛藤はあると思うけど、大人になればなるほど考えることや悩みも増えていく。
 家族がいれば、どうやってみんなで生活していくか、どうやって子供を育てていくか、常に大きな責任が伴います。

 そして、周りの環境も変化します。
 旦那さんのお父様にも、私の祖父や祖母にも、もう会えない。
 自分が大人になるってことは、周りも歳をとるわけだから、みんな元気でいられる時間はいつも今だけなんですよね。

 だから、今いる人たち、今あるものに、目を向けて感謝しようね、と伝えたいのです。


完璧じゃなくて良い

 息子は、ルールや自分で決めたことを真面目に守ろうとするタイプ。

 我が家では進研ゼミを受講しており、◯日のお勉強はここまで、という範囲を独自に決めています。

 決めればやれる子だと分かっているのであえて勉強計画を立てているのですが、それがかえって息子のやる気を削いでしまうときもあります。

 学校の宿題は翌日には提出しなくてはいけないし、何とか頑張ってもらいますが、それ以外は正直、やらなくても良いことなんですよね。

 でも、やらないと!という気持ちが強くてやろうとして、でもやりたくない!勉強なんて嫌い!という気持ちもあったりして、ものすごく葛藤している姿をよく見ます。

 そんな時は、やろうとする気持ちがあるなら、完璧にこなさなくて良いんだよと、伝えています。

 そもそも完璧な人なんていないのだから。

今を楽しむ

 息子は、先々の不安なことや嫌なことに対して過剰に怯えます。

 特に嫌なのは、学校の給食と避難訓練。

 給食は、好き嫌いが多い息子なので、完食することは稀です。
 今の時代は、給食を残すことについて昔ほど厳しくないと思いますが、担任の先生は「給食をもりもり食べよう!」という考え方で、給食を残すと注意されるようです。
 注意と言っても、相手は小1だし、そんなにうるさく言うわけじゃないと思いますが、息子はそうやって言われることが苦痛なようです。
 私としては、嫌いなものでも一口食べればOK!スタンスなのですが、学校に行けばそれぞれのクラスのルールがありますから、難しいですよね。

 避難訓練は毎月必ず行うので、新しい月になるたびに、避難訓練イヤだな〜と愚痴をこぼしています。
 11月になりましたので、今月もそろそろ避難訓練がありそうです。

 昨日もそんなことを心配していたのですが、そんな息子には、嫌なことは人生の時間で考えればほんの短い時間なんだから、今を楽しもう、と伝えました。

 そしたら、なんか元気出た!と言ってくれました。



 私が伝えたいことがどこまで伝わっているのかは分かりませんが、少しでも前向きになれたなら嬉しい。

 これらの伝えたいことは、私自身に対しても言いたいことなのです。
 毎日の雑務に追われているとついつい忘れてしまうのですが、息子に伝えたり、こうやってnoteに書くことで、また私の心の中に大事なこととして刻まれていくのだと思います。

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