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オルレアンの乙女

70年続いた僕らのコミュニティについに新しいQueenが誕生した 彼女の名前はY 見た目はなんてことない普通の女性、年齢は20代後半ってところ 結婚歴もあり子どもはひとり どこからか流れてきて、いつのまにかここにいた けれどある日突然、Yはリーダーに目をつけられ、一気にみんなの注目のまととなる しかもその時リーダーは、Yのママと付き合ってたんだからそりゃぁ大変な騒ぎになった 広場で、男を取られたと怒ったママがYに殴りかかり、取っ組み合いの母娘ゲンカの末、あの強そうな

    • かさね

      どうして私をそう呼ぶのか 彼は答えてくれません 知り合った頃、あんな話をしたのを覚えていてくれたんだと思います 『自分の名前、嫌い 少し前に、おんなじ名前の女の子が主人公の漫画があって 映画にもなって 見てない まとめサイトで見ただけ… 松尾芭蕉? 知ってるよ なんで?」

      • DEVERON

        スコッチをお任せでお願いしたら。。。はじめて見るお酒、スモーキーな瓶がスコッチらしいな お誕生日イブは、誰も連れて来たことがないって言う、隠れ家のカウンターだけのバーで乾杯 一杯だけ飲んで、みんなの待つ場所に合流した 嬉しかった

        • 六つの迷いの世界

          あー やっと今が終わる 苦しいけど痛いけど まわるーまわるーよあと何回? 次も鳥がいーなー

        オルレアンの乙女

          新宿でうたう

          週末は新宿で楽団のイベントでうたう ひとりよがりのうたにならないように、いつも思う けどそれこそがひとりよがりだったりするのかな へんに自分の思いを込めで歌うよりも、まわりを見わたしながら歌えるようになってきた事が成長なのか、はたまたあきらめなのか自分の性格なのかよくわからない けれど、自分の歌がすきだ 歌っている時は気持ちがいい 師匠からは、「よくできてたよ」と言われる 師匠にとってはこれはただの『おつかれさん』と一緒 【よくできる事】がこの楽団の目的ではないのだ つ

          新宿でうたう

          いもうと

          どうして僕がこの絵を描こうと思ったか。。。 それは僕の子どもの頃の記憶にある、祖父母とそして僕の妹の姿 妹は、母屋の祖父母と、お手伝いのサキさんと暮らしていた 僕は父と母と3人して、祖父の敷地内に建てられた平屋の離れ(隠居)に住んでいた 祖父はその祖父の代から廻漕業を営んでおり、昔は岩滝では三番目に大きかったらしいが僕が物心つく頃には廃業し、細々と機屋に出入りする御用聞きのような事をしていたようだった

          いもうと

          南の国の初夏

          うつ伏せ アイロン しゃらしゃらのベルト 現地の使用人の女性、使う人も使われる人もゆったりとそれぞれの時間を過ごす南の国の初夏

          南の国の初夏