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人生は戦い?

音声で聞きたい方はコチラ。

皆さんは、自分に勝った!とか負けた!とか・・・
勝ち負けに関わる言葉って使っていないでしょうか?

勝ち組、負け組なんて言葉もありましたね。

よく使っているという方・・・

私たちは一体何と戦ってるんでしょうか?

というのが今日のテーマです。

私の学生時代は、超学歴社会だったんですが…

「受験戦争」なんて言う言葉がありました。

通っていた予備校の壁には「日々是決戦」なんてスローガンがいたるところに貼られてましたね。

周りの友人は、一緒に勉強してる仲間なのか?それともライバル?もしや敵なのか?

ものすごく違和感を感じていたことを思い出します。

社会人になってからは、営業のキャンペーン月間が年に数回あったんですが…

7月戦とか11月戦という感じで、やっぱり戦うという文字がついて回ります。

それ以外にも、自分に負けない!とか自分に打ち勝て!なんて言葉は、どこで出会ったか思い出せないくらい、あらゆる場面で数え切れないくらい出会ってきています。

人生は戦い!

いつの間にか、そんな感覚が体に染みついていたように感じます。

こういうのもある意味武士道の名残りなのかな?と思ったりしますが…

戦っている相手って一体だれなのか?実のところよく分からないんですよね。

それなりに年齢も重ねて、心理学も学んでみて改めて思うんですが…

もしかして誰かと戦わなけれなならない場面・・・というのは、起こる可能性ゼロではないかもしれません。

でも少なくとも、自分と戦う必要ってあるのかなと…

そもそも自分と戦ったら勝者は誰で敗者は誰になりますか?

恐らくこの自分と戦うという場合の自分とは「弱い自分」という意味だと思います。
ただ、弱い自分こそ本来なら守ってあげるべきではないか?と思うんですよね。

もちろん自分に勝とう!と思うと、モチベーションが格段に上がる!という方は、そのままで構いませんよ。

でももし、いつも弱い自分に勝てないとか、そういうことを感じる人は、改めて考えてみて欲しいんです。

自分と戦おうとするのではなく、自分とうまく付き合おうとする方法はないかな?と。

自分に勝とうとすることは意志の力に頼ろうとすることだと思います。

ただ、意志の弱さを受け入れた上で、他の方法を探してみると、意外な気づきがあるかもしれませんよ。

是非試してみてください。

それでは今日はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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