見出し画像

日曜日に思う、人の美しさ

車や電車、乗り物と言われるものがあれば、
人間の足で歩く必要もないし、
走る必要もない。

だけど、走ることを競技として、
努力をしている人もいる。

AIとかって、人間よりも頭良くて、
考えずとも答えをくれたりする。

言語を覚えなくとも
翻訳してくれる機械があれば、
どこの国だっていける。

世の中はどんどん発展して、
人間が努力しなくても、
上手いことやってくれることも増えた。

本当に、便利な世の中だ。

日々、人間しかできなかったことが減って
人間じゃなくてもできることが増えていく。

でもなんだろう、
努力しなくても良いのに、
努力をして、必死になってる姿に
人は刺激を受けて、
時には感動したり、時には感化されたり、
するのではないかと最近思うことが多い。

例えば、マラソン。
ランニングで河川敷を走るだけで
辛くて、休みたくなる。
けど、あそこの電柱まで!とか、
目標を立てて達成しようと必死に走る。

誰のためでもない、
走ったからって、誰かに褒められるわけでもない。

でも、辛いけど足を止めたら負けな気がして、
前に進もうとする。
息がハアハアして、過呼吸になるんじゃないかと
思う時もある。

けど、走った後は、なぜだろう、
なんだか気持ちいい。というか、達成感。

それを競技として走っている人たちの姿に
私はとてつもなく感動する。

きっと苦しいだろうに、
必死に走る姿。

一歩日本の外に出ると、
裸足でひたすら走る子供達もいる。
そんな子供達の中から、
大人になった時、
国の代表としてオリンピックに出るんだろうと
想像すると何とも言えない気持ちになる。

道具とか機械とか関係ない、
努力なんだと思う。自分が輝いていけるかどうかって。

努力する姿は、人間臭くて美しい。
そして、失敗とか挑戦する姿は、本当に美しい。
結果とかじゃなくて、
そこに至るまでの頑張りに、心動かされる。

便利な世の中だけど、
何かを為すためには努力をしなければ
いけないのは、今も昔も、今までもこれからも
変わらないんだと思う。


何もしない人生より、
きっと何かした証がある人生の方が
最後まで人生楽しく終えられる気がする。

最近の私はまだまだというか、全然努力が足りない。
フランス語を勉強しなきゃいけない事実を
知っているのに、目を背けようとする日々。

目の前の2年と、その先の2年後のために、
また一つ努力を続けなければいけないと、

ダラダラな自分に反省した日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?