見出し画像

もがく日々で感じること

開発途上国では、
私たちが日本で1日に使うお金の額が、
むしろ年収として暮らしている人が多くいる。

今日は、路上で売られている、
日本のパスタのような麺と、
サーターアンダギーのような、
粉を揚げたパンみたいなのをお昼に食べた。
これで日本円で75円くらい。

それでも、パンを2個も食べられるのだから、
贅沢でもある。

油も買うと高いので、
1週間くらい使い続けるようだ。
揚げてある揚げ物の色を見て、
黒かったら少し古い油かなと、
綺麗な色だったら比較的新しい油かなと、
勝手に色で判断して食べている。

今の所、お腹は壊してないが、
それは、いつ来るか分からないから、
私自身も毎回ドキドキするけど、
その時はその時だ。

人はいつか、慣れるからね。

生きるためには食べなければいけない。
ただそこに栄養があるかどうかは別だ。

日本でも野菜が高騰してるように、
ここでも野菜は割と高い。

鶏を飼って増やして捌いて食べる。
米に鶏肉だけという組み合わせをよくみる。

私は、どうしても、鶏肉が食べれなくて、
いつも食堂では豚肉を頼んでしまう。

ただ、日本では牛肉が1番高いけど、
ここでは豚肉が1番高い。

贅沢かなと思いつつも、
ここで私がお金を落とすことも一つの、
社会貢献だと思って、
そこは吹っ切れて食べているのだ。

日本だと、野菜食べて肉食べてご飯と味噌汁と、
いろいろなバランスを考えて食べれるが、
ここでは、思うようにそれができない。
その背景には、やはり貧困が、つきまとう。

私が、栄養指導をして、栄養改善の
啓発活動をすることは簡単だが、
果たして、それを受けた後、
彼らは、それを実践する余力があるのだろうか。

今あるもので、継続して実施することができる
ようなことが出来ればいいな。

ないものはない。
無いならないなりにやるしかない。

日本の職場で、与えられた仕事を
やってる時に感じた、
「仕事へのやりがいのなさ」
そんな感情を思えることすら幸せだったなと、

毎日毎日、もがく日々で思う、
当たり前のように仕事があって、
毎日同じ時間に出社して、
時間になったら帰る。
毎月、同じように給料をもらえる。
目の前の仕事をこなして、
仕事ができることが楽だったな。

学校の先生ですら、
給料が暫く貰えてなくて、
ただ働きをしている。

そんなのが当たり前の世界が、ここある。

っていうのを、日本の人たちにも
知ってもらうきっかけになったら、
いいな。

まとまらない日記。終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?