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ほめるBarでおじさんに褒められた

下北沢にあるBONUS TRACKで開催されていた「ほめるBAR」に行ってきた。友人が月1でやっているイベントで、行けばドリンク片手に褒めてもらえて心がホクホクする催し。

私は2年ほど前に1度行ったことがあって、それ以来2回目の参加だった。

今回面白かったのは席に座ってすぐ「あなたの褒められたい度は10段階評価でいくつですか?」と聞かれたこと。ほめるBARは2019年から5年ほど続けているイベントらしいけど、これは初めての試みらしい。これだけ長くやっているイベントでも、まだまだアップデート(試行錯誤)しているんだなぁ、と勉強になる。

ちなみに私の褒められたい度は2。昨日職場の先輩と飲みに行き、「あなたがうちに入ってくれて良かった」「この前のあれはあなたがしっかり相手と関係性を築いたからできたことだよ」と大いに褒めてもらったところだったので、もう十分だったのだ。

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オープン直後はお客さんが3人くらい。徐々に人が増え、大きな1つの輪になるのは難しく、自然と小さな輪が3つくらいできていた。私は端っこが好きなので、大きな輪を抜け出して2〜3人の小さな輪を端っこに作り、話していた。褒めたり褒められたり、ホストがいなくても参加者同士で自然と褒め合えるのが良いんだよなぁ。

お店は22:00にクローズして、みんな徐々に帰り始める。私は、今日ほめるBARのホストをしながら「褒められたい!」と素直に言っていた友人と少し話す。まぁまぁな人数がいても、ちゃんと1人1人とコミュニケーションを取る心遣いはやっぱり素晴らしい。嬉しい。こういうところが、彼が人を引き寄せるポイントなんだろうな、と思う。
「来てくれてありがとうね」「最後までいてくれて安心感あったわ」などなど、嬉しい言葉をくれた。今日は人がたくさんいたし、友達だから私はいつでも会えるからみんなが話せた方がハッピーだよね、と思って意図的に彼と話す時間を避けていた。

でもやっぱり私も彼と話したいし、褒められたい。褒められたい度は低いけど0じゃない。2は褒められたいのだ。そして彼の友人で一緒にほめるBARをしているおじさん(と呼ばれているおじさん)とも話したかった(褒められたかった)ので、「ちょっとだけ褒められたかったです〜」と伝えてみる。おじさんは「そうだよね〜そうだよね〜ごめんね〜」と、ずっと気にしてくれていた様子。さすが。周りを本当によく見ている。5年もほめるBARをしているおじさんが、気づいていないわけがない。

そこからなんとスーパー褒められタイムが始まった。ご褒美すぎる時間だった。心がホクホクした。

おじさんから「まっすぐ目を見て伝えるよね」と言われた。これは初めてもらった褒め言葉だ。たしかに私は人の目を見て話すことが多い。それが良いことだと思っているのでそうしている。案外恥ずかしい言葉も目を見て伝えているのかもしれない。

友人には「周りをよく見ているよね」「文章良いんだよ」などなど褒めてもらった。そういえば会うたびに私はこの褒め言葉をもらっているなぁ、会うたびに褒められていたなぁ、と今更気づく。彼は「会いに来てくれてありがとう」とか「いつもご飯誘ってくれてありがとう」とか言っていたけど、こちらこそ迎え入れてくれてありがとうの気持ちだし、ちゃんとこちらからの愛を受け取ってくださいね?とそれをまた目を見てまっすぐ伝えると、おじさんが「いいねぇ〜」と褒めてくれる。褒めのループが生まれていた。

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場づくり的な観点で1つ新しい気づきがあったので、これはまた別のnoteに書こうと思う。キーワードは「属人的」「ニーズ」。忘れないうちに、すぐ書こう。

楽しくもあり、勉強にもなった1日。ありがとうございました。

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