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チューリップ

節分が過ぎて暦の上では春だとしてもまだまだ寒いはずの頃。
2月とは思えない暖かい日が続いていた。

青みピンクに八重咲、フリフリの花びらがとても可愛くて今週はこれにした。
コニャックという名前のチューリップ。
お水をたっぷりあげて陽が入る場所にいると花びらの色は濃くなり、開いたり閉じたりしながら開花していくらしい。

5日後

チューリップというよりは牡丹や芍薬のような豪華な花びら。
この姿がコニャックという名前の由来だったりして。
私はお酒のあれこれには詳しくないので調べてみた。
「フランスにある同名の街コニャックから名付けられたブランデーの一種。」
(Wikipedia コニャックより抜粋)
高級なブランデー。
確かに八重咲の花びらも日に日に濃くなるピンク色もリッチなイメージ。
1日で5mmほど茎が伸びるらしく、春に向かう今にぴったりな姿だった。


9日後

ある日帰宅すると散ってしまっていた。
その姿も儚く、とても綺麗だった。

春色の花びら
こんな楽しみ方もいいかも

くるくる変わる表情が日々に彩りを与えてくれるお花だった。
またいつか他のチューリップとも過ごしてみたい。

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