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どっきどきの採卵!のレポです

※時差投稿です

ついに採卵の日となりました。
もう3日くらい前から心臓バクバク。
いろんな方のnoteや体験談などを見ていました。
が、痛かったとか体験談がいっぱい載っていて
さらに怖くなった。
Youtubeとかも結構載ってますね。

ということで、昨日は寝れないかと思ったら、爆睡。
朝も2度寝3度寝する余裕っぷり。

どうやら縁起の良い日らしく、良い気分で1日をスタート。

行きの車では口数が減る。
付き添いの旦那が手を握ってくる。

到着後、座薬を入れるように言われた。
ちゃんといれたものの、久しぶりの座薬。
これであってるのか心配になる。

9時。控室に通される。
旦那は時間まで一緒にいれるようなことを
聞いていたのだけれど
「待合で待ちますか?外出しますか?」
といわれ、「好きにしたらいいよ」と
少々冷たいことを言うと外出を選ぶ旦那。
12時ごろに帰るよう指示を受ける。
「頑張って」
と言って去った。あっけなくお別れ。

いつも励ましてくれるしっかりした看護師さんがついてくれるそうで
とても運が良い私!と思いました。
緊張してますか~?寝れましたか~?など声掛けてくださる。
気になっていた座薬を聞く。入れ方合ってた。笑

続いての準備は点滴。
ありがたいことに今まで病院などにあまり
お世話になったこともなく、記憶の中に点滴をした
ことがないので、これも緊張していた。
採血の場所じゃないので痛いですよ~と言われて
覚悟を決めるが1000分の1の痛みで拍子抜け。
「え!もう終わったんですか!?」
と思わず言ってしまった。手首あたりにツンでした。
「お上手ですね~」と余計なことまで言ってしまう。
「長年やってますから~でも良い血管だからですよ」と
心強いお言葉に分かっていてもほっとする。

点滴で何を入れているのか聞いてみた。
緊張してたから記憶があいまいですが・・・
たしか絶食で脱水症状にならないようにするものと、
移動してから静脈麻酔、戻ってから抗生剤と
1回刺したらあらゆる液剤を入れるそう。
それぞれで刺すもんだと思っていたからびっくり。
助かるなぁ。

点滴を無事刺し終わったらしばらくベッドでゆっくり。
40分くらいにきますね、といわれるがこの10分が
とーっても長かった・・・
とりあえず目を閉じる・・・
できるだけポジティブな気持ちでいたいので
産まれてくる子どもの名前を妄想している。
1つつけたい名前があるのですが、それ以外が出てこない。
あとはお腹に「子どもたち待っててね。頑張るよ」と
念を送ってみる。
今までの辛かった治療期間を思い出しながらちょっと涙が
出てくる。これで終わるといいな・・・

そして、声掛けられた、いよいよ。
トイレに行くようにいわれる。
点滴を運びながらトイレ。超難易度高い。
片手しか使えないのでさらに難しい。

終わったら、貴重品をまとめて、
ショーツを脱ぐように言われる。
旦那がLINEを入れてくれていたので
「いってくる」とだけ返信。

看護師さんに「ではいきましょう」
と、いよいよ採卵の部屋へ。

早速採卵の体制になる。あ~この瞬間がどきどき。
血圧や心電図をつけられる。
薬を入れるといわれる(静脈麻酔と思われる)

看護師さんの準備が終わった模様。
シーンとしている。
時々ピコンピコンと鳴る。これはよくドラマでみる
生死をさまよう人の音では?!
「緊張しておられますね、ハードな運動をした後の人と
同じですねー」
と言われ恥ずかしい。自分では心臓バクバクしてないのにな。

「麻酔入ってますよね・・・・?」
と聞くと
「入ってますよ~」といわれる。
「全然ぼーっとも何もしてこないんですけど・・・」
「寝る人もいれば、何も変わらない人もいます~」
なるほど、確かに説明の時に病院に麻酔科医いないから完全に
意識がなくならないと聞いていたな。
「できれば寝たいです~~~」といったが
「もう難しいかもしれませんね!おきてましょう!!」
と言われる。こういうさっぱりした看護師さんで心強い。

だんだん腰が痛くなってモゾモゾ。
「体が硬くて痛いんです~」というと
「早い方がいいかもしれないですね~先生呼びます」
10時前に先生を呼んでいただける。

先生「頑張りましょう~ぼーっとしておいてくださいね」と
声をかけていただきスタート。(全然ぼーっとしていない)
念入りな消毒。この辺は人工授精と一緒。

始めますよ~といわれる。
最初に局所麻酔です~といわれる。これも痛いらしいと聞いていたので
ぐっと力が入ったが色々広げられたりする中で、どうやら終わったらし
いが良く分からなかった。
と、間もなく始めていきますよ~と声をかけられる。
あ~~~と思いながら、覚悟を決める。
ぐーっと何かを押されるときの鈍痛、鈍い痛み。
多分針を刺す瞬間と、中で探しているときにぐーっと押される感じが
うぐぐぐ・・・となった。

隣に別の看護師さんがついてくれて、肩あたりをトントンと支えながら
「上手にできてますよ」「痛いですね~」とか私の表情にあわせて
声をかけてくれる。この天使のような声が本当に励みになった。

結構長い時間たったころに、ちょっと違う側に行ったので
「反対ですか?」と聞いてみると「まだ片側ですね、もうちょっとで
終わりますよ~」といわれあ~っと残念な気持ちになる。

そして、終わりました~楽にしてくださいといわれ
間もなく「逆の局所麻酔打ちますね」と言われる。
しかし、今回も良く分からない。

途中でしゃべる余裕があって、気がまぎれるので
「首が痛くなってきました~」「のど超乾きました」
と言ってました。黙ってないといけなかったのだろうか!?

想像できなかった採卵時の痛みは思ったよりも下の方で
ひっぱられているような痛みがありました。
一方だけでなく、下だったり横だったり。
私が苦手な注射のチクッという痛みはなく。

痛くなりそうな時に大げさに痛いーというと
なんとなく痛みが逃げる気がするので
何度も「痛いぃ・・・」と言いました。
深呼吸とかしていたら苦しそうに思われて
マスクを外してもらえました。ラッキー!!
「口がカッピカピで~」とか、「卵とっておなかが
へこんだ気がします~」いう会話をする余裕はあった。

逆側はたまごが少なかったのか
あっという間に終わりました。

結局、終了後の消毒?のために広げられるのが
一番痛かったです。

終了後はストレッチャーにのせられ
最初のベッドへ。これも人生初の体験。

体調はどうですか~と聞かれましたが
全然大丈夫ですと回答。
終わったら40分経っていました。結構長かったな。

1時間ちょっと寝ててくださいね~と言われる。
口がカッピカピだったので
うがいできないか聞いてみると
ちょっと口に含んでも良いとのこと。
聞いてみて良かった!!持ってきたお水をとってもらう。

ほっとしてさぞかし眠るのじゃないかと思ったんだけど
目がギラッギラで全く寝れない。
困ったもんだな~~

5分毎くらいに時計をみる・・・あぁこんなに寝れないなんて。
しかも超元気。
調子に乗ってはいけないのでおとなしくしている。

起きる時間に旦那が再度到着。
「どう?」と聞かれてあれこれしゃべる。
お昼ご飯はハンバーガーいい!とリクエスト。
お寿司もあるよ、といわれる。
いっていいものか迷う・・・後で聞いてみよう。

先生がこられて卵が9個取れたことを教えていただいた。
「よく頑張られましたね」と褒められた。
いやいや先生方のお陰です~と感謝の気持ちが止まらない。
培養士さんともお話することができた。
来週採卵結果を旦那と聞きに行くことにする。

点滴を外してもらう。
「帰りに食事に行ってもいいものか」ときくと
「一応麻酔がきいてるので・・・吐いたりする可能性もあります」
といわれる。個人差があるそうです。ふむふむ・・・

そして着替えて無事終了。
カバンを持ってくれ、暑いから車のエンジンを先につけてくれる
旦那。ちょっとした優しさが沁みる。

帰りはハンバーガーをイートイン。
ちょっと値段高めの贅沢なメニューにしてみる。頑張ったんだもの。
そういや不妊治療の最初の治療の帰りはケンタッキーだったなぁ。

あと、ケーキが食べたいとリクエストして
ケーキ屋さんに寄ってみた。
好きなケーキが残ってた!!嬉しい。

そんなこんなで帰宅。
しばらく寝る。旦那も気を遣って横で寝てくれたんだけど
いびきがうるさくて寝れない。笑
多分旦那も気がはってたんだろうな~ありがとう。。。

ちょっとおなかがチクチクするくらいで夕方を過ごしています。
この1日のことは絶対忘れたくないので
記録に残しておきます。

もう1回やりたくはないけれど、
想像していたよりも「いける・・・!」と大丈夫な経験でした。
(中国鍼の方が何百倍も痛かった)

もちろん痛みは個人差があるのと、
病院の治療には違いがあるのですが、これから採卵を考えている人が
少しでも安心していただけるといいなと思います。

ちょっと元気になったので昔の録画をしたTVをつけてみたら
体外授精が出てくる話でした。なんとすごい縁。

ホルモン値高めだったとのこと、また3日後くらいが腫れてくるらしいので
油断せずにOHSSに注意をして過ごそうと思います。


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