日本はスキー場大国である、という話。

みなさん、日本にはスキー場がいくつあるかご存知でしょうか?

少し古い情報ですが、平成27年の観光庁の調査 [出典:「Skiresort.info」(Skiresort Service International GmbH.)] によると、

607箇所 とあります

4年以上前の情報なので、今はもう少し減っている可能性もありそうですが、おおよそ500〜600箇所のスキー場があるようです。

「これって多いの?少ないの?」

・・・多いんです。
 ・・・なんと、世界一なんです。

2位がドイツで600弱、3位がアメリカで500弱とのことなのですが、どちらも日本とは比較にならないくらい国土も広いので、単位面積あたりのスキー場数で言ったら、もう圧倒的・ぶっちぎりの世界一!!!!

「っても、リフト1本とか、すごく小さなスキー場が沢山カウントされてるんじゃないの?」

観光庁も同じことを思ったのでしょうか・・・?
昨年の観光庁の調査で、今度はリフト5基以上のスノーリゾートの数が報告されていました。

平成30年の観光庁の調査[(出典)Laurent Vanat, “2018 International Report on Snow & Mountain Tourism”, 2018年4月]によると、

日本のリフト5基以上のスノーリゾート数は、279箇所。

これは、アメリカの356箇所に次ぐ世界2位。
ヨーロッパのスノーリゾート各国より多く、これまた単位面積あたりで見たら圧倒的に世界No.1(ちなみにアメリカの国土は日本の国土の約25倍) 。

「なんでなの?」

なんでなんでしょう。。。
日本は地震大国でもありますが、地震によって大地が隆起し、大小数多くの山が存在しています。
日本山岳会のサイトによると、日本の山の数は、なんと1万5000以上もあるそう。

山が多くある中で、日本には四季もあります。

適度な高さの山があり、四季があれば、冬山では雪が降り、スキー場ができる条件が整ってきます。

要は、これらの条件を満たしている国って、実はあんまりないんです。

日本って、雪山という観点から見ると、地球上のとーっても絶妙なところに位置してるんです。

日本ほど、近くにスキー場が山ほどある国は、他にはないんです。

確かに、例えば新潟の湯沢IC付近で高速を降りると、数多くのスキー場が密集しており、どこに行こうかよりどりみどりで迷っちゃいますもんね(ちなみに22のスキー場があるそう)。

その上、海外から「Japow(ジャパウ)」(ジャパンとパウダーを組み合わせた造語。日本の良質なパウダースノーのこと。)と称されるほど雪質も良いとくれば、オーストラリアや北米、最近ではアジア諸国からもスキー場への訪日外国人観光客が増えているのは当然なのかもしれません。

結論、日本は世界でも稀に見るスキー場大国である!!

「へー、そうなんだ・・・」と思ってくれた方は、ぜひスキをポチッ・・じゃなかったw、(来シーズンにでも)スキー場に足を運んで、気軽にスキー・スノーボードができる幸運を噛み締めながら滑ってみてくださいね😘

(次回は、海外から見た日本のスノーリゾートの魅力について、書いてみる予定です。)

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