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2017年7月 北陸長野乗り鉄旅 2日目

2017年7月に実施した鉄道旅2日目の記録です。
前回は米原経由で福井を観光し直江津まで来ました。
JR東日本30周年記念パスを使用し、日本海側を縦断しようと思っていましたが、悪天候予報のため、長野方面を目指すことにしました。
前回の記録はこちらです↓

快速おはよう信越

直江津から長野へは上越妙高から新幹線を利用すれば早いですが、乗り鉄旅なので乗ったことがない路線を経由して向かうことにしました。
特に飯山線に乗ってみたかったので、まずは長岡へ向かうことにしました。

6:15発 直江津 → 7:13着 長岡
快速おはよう信越 新潟行

115系引退してしまいましたね
E653系 フレッシュひたち以来の乗車でした
全席指定席です
直江津発車時はガラガラでした

この日は予報通りあいにくの天気でしたが、おはよう信越号はなかなかいい走りっぷりだったのでいい気分だったと思います。指定席料金だけで乗れるお得な列車です。

柿崎を過ぎると日本海沿いを走るようになります

飯山線に乗車

飯山線は越後川口始発の列車が多いですが、朝は長岡始発があります。
15分ほどの接続で乗り換えることができました。

7:27発 長岡 → 9:45着 戸狩野沢温泉 
9:50発 戸狩野沢温泉 → 10:49着 長野
※車両は変わらず列車番号のみ変更

単行のキハ110

列車はこの先ずっと信濃川・千曲川の谷に沿って走ります。
基本的には穏やかな美しい農村風景が続くので、景色を眺めているだけでも穏やかな気持ちになります。大屋根の伝統的な民家も多く残っています。

立派な曲屋を発見!
段々の田んぼ

十日町から飯山へ向かう場合は進行方向左手に信濃川・千曲川が流れていますが、この時は進行方向右手側に座ってしまったため、川の写真はありませんでした。今度は川側で再履修ですね。

沿線の主要駅である戸狩野沢温泉に到着
戸狩野沢温泉から先は景色が開けてきます

飯山線は長野の手前の豊野までの路線となっており、豊野から先はしなの鉄道線に乗り入れということになっています。
週末パスではしなの鉄道に乗ることができますが、今回使用したJR東日本30周年記念パスではしなの鉄道の乗ることはできなかったので、長野駅下車時に精算しました。

善光寺参り

長野についてもやはり雨。
行くとこが思いつかなかったのでひとまず善光寺参りへ。
十年ぶりの参拝になりました。

雨なのにたくさんの参拝客

善光寺の御本尊は阿弥陀如来様で1400年の歴史があります。
現在の本堂は1707年に建てられたものだそうです。
本堂は正面より横から見る方がおすすめです。

立派です

松本へ向かう

この日は何となく松本に泊まろうと思ったので、篠ノ井線で松本に向かうことにしました。日本三大車窓の姨捨も実はこの時が初めてでしたが、あいにくの天気でしたのでこれまた再履修したいですね。

篠ノ井線は普通列車に乗車。混雑?のため写真なし

乗っていないのにしな鉄115系は撮影
普通列車なのでスイッチバックして姨捨の景色を楽しめました

松本で落ち着く前にまだ少し乗り鉄をします。
中央本線には岡谷から塩尻の間で辰野経由の大八廻りと呼ばれる旧ルートが残っています。特急あずさに乗ってしまうと、岡谷塩尻間は塩尻峠をトンネルで貫く新線を行くので、基本的に乗ることはない区間になります。せっかくなので今回乗り潰すことにしました。

塩尻駅にて臨時快速ナイスホリデー木曾路を撮影
塩尻始発で名古屋までの所要時間は3時間でした。(特急しなのは約2時間)
この列車は現在設定されていないようです。
塩尻を出ると新線と別れます
単線区間を進みます
辰野駅に到着 塩尻と辰野が東海と東日本の会社境界です
一応本線と名乗るようです
今回のルート

岡谷・辰野・塩尻間は中央線ですが、全区間を直通する列車はほとんどないようです。また、飯田線は辰野からが起点ですが、ほぼすべての列車が岡谷や上諏訪まで乗り入れるようです。なんとも不思議な区間です。

辰野からは飯田線から来た列車に乗り換えます。

JR東海の213系
岡谷からは接続のいい普通列車がなかったため特急に課金しました

松本観光

子供の頃、あずさ号でよく蓼科へは連れていってもらったり、松川村でファームステイの経験はありますが、松本を観光するのは今回が初めてでした。
夕方になってしまいましたが、松本城や開智学校などサクッと巡りました。
※松川村に滞在した時は中房温泉に連れて行ってもらいました。

駅から歩いて15分ほどで松本城へ到着
他に姫路城しかない現存する五十天守閣は日本最古で国宝に指定されています
擬洋風建築の代表である旧開智学校
明治初期に日本の伝統的な大工が西洋風の建物を見よう見まねで建てた貴重な建物です。
建物の角は石垣の算木積みのような仕上げになっているのもこだわりを感じます

浅間温泉へ

この日の宿は松本市内のビジネスホテルを予約しましたが、松本には近くに名湯浅間温泉がありますので、バスに乗って温泉街へ向かいました。

浅間温泉は1300年の歴史があり、松本の奥座敷として親しまれています。

松本城近くのバス停からアルピコ交通のバスに揺られて20分ほどで到着。
日帰り温泉施設のホットプラザ浅間に入りました。
泉質は弱アルカリ性単純泉、循環ろ過式らしいですが、気持ちよかった印象です。

ほっとプラザ浅間
大正13年に開通した松本電気鉄道浅間線は昭和39年に廃止されてしまいました
このあたり(特に安曇野)では道祖神(災厄の進入を防ぐ神)が多く祀られています。
入浴後天気が少し回復したので温泉街を散策
街路灯がすごい主張してくる通りでした

前回同様に淡白な内容ですみませんが、今回も見ていただきありがとうございました。

3日目につづく


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