見出し画像

男女8人で1泊2日の長瀞ラフティング旅行〜旅先って意外と出会いがある〜

 「ナンパ師コミュ障に陥る」でも書いたとおり、独立後2〜3年は仕事を安定させることに必死で、遊びに行く余裕などまったくなく、旅行にも一切行けておりませんでした。お金も時間もかかりますからね...。

 今年の夏も「なるべく余計な出費は抑えよう」と思っていたのですが、友人から男4女4の長瀞ラフティング旅行にお誘いいただいたので、夏休みのつもりで行ってきました。1泊2日の旅行で使ったお金は、まるっと2万円くらいです。(安い)

 完全なるプライベート旅行なので、読者の方からするとまったく興味ないかと思いますが、実は「ナンパ」や「出会い」という意味で新しい気づきがありましたので、まとめてレポートしちゃおうと思います。

1日目
〜長瀞ラフティング〜

8:30 新宿集合

 朝8:30に新宿駅に集合して、車2台で長瀞を目指します。1台は友人の私物、もう1台はレンタカーです。

 ところが、幹事の男の子がまさかの「レンタカーは当日手配派」でして(なんだそれ)、集合後に予約をしていないということが判明します。「え...レンタカーってむしろ予約しないで使う人いるの?(笑)」と一同度肝を抜かれました。

 夏休みシーズン真っ只中の土曜日の新宿。ご多分に漏れずどこも満車です。何に自信を持って当日手配で大丈夫だと思ったのか、小一時間ほど問い詰めたいところでしたが、そんな暇はないので取り急ぎ付近のレンタカー屋さんに片っ端から電話しました。

 ようやく見つかったのが、笹塚駅にある某レンタカー屋さん。朝8:30に新宿に集合しておきながら、男性陣のみ開店時間の10:00に合わせて電車で笹塚に向かうという壮大な無駄を味わいます。

 まぁスタートから愚痴ってばかりではせっかくの旅行も楽しめませんのでね、そこは全員オトナな対応をして前向きに捉え、約1時間半の遅れで問題なく出発しました。

女性陣の機嫌を取り戻す
スイーツ作戦!

 注目すべきは、男性陣だけで笹塚を目指す間に、女性陣のご機嫌を取り戻すため(車の中で食べられる)スイーツを買っていったことです。予約ミスをした男性幹事のアイデアだったのですが、これは素晴らしい気遣いだと思いました。

 そもそも女性陣もそこまで怒っていたわけではないのですが、スイーツのおかげでコロッとご機嫌を直す理由ができたわけです。

 旅行に限らず、自分がミスをしてみんなに迷惑をかけたとき、すぐに全体の空気をポジティブに戻せる気配りのアイデアというのは、モテにつながる大切なポイントでもあります。

13:00 ラフティング開始

 さて目当てのラフティングです。本当は12:00着の12:30スタート予定だったのですが、上記タイムロスによって大幅に遅刻。他の参加者(約20名)を30分以上待たせることになってしまいました...。

 到着したときの視線が痛いこと痛いこと。肩身の狭い思いをしながら合流したのですが、各グループにきちんと謝罪しにいったところ、そこはさすが日本人。みなさん寛容にお許しくださいました。

 参加者は20代の男女がほとんどで、男女グループで来ている人もいれば、女の子だけで来ている人もいました。

 ラフティングは女性にも人気があるようで、我々が参加した回には可愛い女の子が3人ほどいました。(私見)別の回には女の子だけで来ているグループも結構いて、これは男だけで来てたら迷わずナンパしてましたね。。

 ボートは最大8名乗りで、7名+インストラクターという配分。われわれ8人は4対4に分けれられ、4人だけのチームと、見知らぬ女の子2人組との混成チームとに分かれました。

 私は幸いにも(?)混成チームの方になったので、初対面の女の子2人組と一緒にラフティングすることになりました。

 図にするとこんな感じです。

(これは初期配置で、実際は川下り中なんども席替えします)

 初対面とはいえ、これから1時間半ほど同じボートで時間を共にするわけですから、気まずい空気があっては楽しめない! ということで、遅刻の件を改めて謝ったうえで、みんなで団結して楽しむ流れにもっていきました。

ワシ:遅刻してお待たせしちゃってほんとすみませんでした!(汗)

女の子:あ、ぜんぜん大丈夫ですよ。

ワシ:僕たち4人組なんですけど、せっかく同じボートなので、一緒に楽しみましょ!!

女の子:はい、よろしくお願いします。

 ってな感じです。女の子2組からしたら、別グループと相乗りって気まずいっちゃいまずいですからね、同グループの仲間みたいな感じになれたほうが断然楽しめるはずです。

 途中、滝のあるスポットで陸におりてグループ写真や全体写真を撮ったり、流れのゆるやかなところで川に落とし合ったり、救出し合ったりと、みんなでワイワイしながらかなり楽しめました。

 女の子2人組もすこぶるノリのよい子で、最初は川に落とされるのを嫌がっていたものの、「せっかくここまで来たのに、ラフティングの楽しみを全部味わいきらなかったらもったいっしょ!」みたいなことを言ったら、「たしかに...!!」と納得して落ちてくれました(笑)それくらい、ボード上ではテンションが上って「何でもアリ」なノリになります。

 「いやこれ男性だけできてたら女性だけのグループと簡単に仲良くなれるんじゃない?」と思ったら、やはり「婚活ラフティング」という企画がありまして、けっこう人気があるようです。

 実際、私が体感した印象でも、大自然の中で、ちょっとしたスリルを味わいながら、一致団結してボートを漕ぐという体験は、初対面同士が距離を縮めるのにものすごく向いていると思いました。

 漕いでいると自然とテンションが上がってくるので、シャイな人でも恥ずかしさを忘れて女の子に話しかけられるんですよね。

 インストラクターさん曰く、婚活ラフティングは30〜40代が多いようなので、この企画に乗るかどうかは別として、女の子のグループと相乗りになったら、仲良くなってラフティング後も一緒に行動するという可能性は全然ありえると思いました。(きわめて運に左右されるチャレンジですが...)

16:00〜 お酒買い出し

 ラフティングが終わったら、旅館にチェックインする前にスーパーに寄って、お酒とおつまみの買い出しをしました。

 本当は旅館の「BBQコース」で飲み放題にする予定だったのですが、2,000円のBBQに飲み放題をつけると+3,000円もかかるということだったので、BBQ中の飲酒は諦めました。(BBQへの持ち込みは禁止)

 その予算を全部、部屋飲み用の買い出しにつっこんだので、ビール、サワー、焼酎、ワイン、マッコリ、ウイスキー、ウォッカなど、強いお酒から弱いお酒まで大量に買い込むことに。

17:00 旅館到着

 宿に着いてから夕飯のBBQまでかなり時間があったので、男女別行動で風呂に行ったり仮眠をとったり、食前酒を呑んだりと自由に過ごしました。(女性陣は爆睡していたようです)

 旅館の印象としては、可もなく不可もなく。取り立ててテンションが上がるほどキレイでもないし、見てガッカリするほど汚くもない、きわめてふつーの旅館です。

 特筆すべきは水量の凄まじさ。トイレのウォシュレットと浴場のシャワーの勢いが、いまだかつてないほど強力でたくましかったです。

19:00〜 宿でBBQ

 いよいよBBQスタート!! アルコール飲み放題はなしにしたのですが、最初の乾杯くらいはビールを飲みたいということで、みんな1杯ずつお酒を注文しました。(ビール1杯700円、サワー350円とかだったかな...ちなみにウーロン茶は飲み放題)

 食材のラインナップは牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージに野菜と、おにぎり(梅)が1人2個ずつ。量も極めてちょうどよく、みんなお腹いっぱいになったうえ一切残すことなくキレイに食べ切りました。

 20:30くらいには食べ終わったので、お酒を飲むために早々とBBQは終了。

BBQ会場で女子7人組を発見!

 会場を離れようと移動していると、大学生らしき女子7人組のグループを発見しました。内3名は完全に私のタイプです。念のため視線を送ってみたところ、向こうもまんざらでもないご様子。(ポジティブ)

 まぁ女の子だけで旅行に来てたら、途中男性との交流をはさみたいという気になるのは当然ですしね、これはもう完全に先方も出会いを求めているだろうということで、ナンパすれば一緒に飲む流れにもっていけるだろうと確信しました。

 が、さすがに女性陣の前でおおっぴらにナンパするわけにもいかず、「なんで男性だけでこなかったのか...!!」と心の底から悔しがりながら部屋に戻ってきました。(いや、当方の女性陣もふつーに可愛いんですよ。でもまぁいかんせん付き合いが長いので...ドキドキワクワクというのが欲しくてですね...あしからず)

21:00〜 風呂

 私としてはすぐにでも飲み会をスタートしたかったのですが、女性陣がまだ風呂に入っていなかったということで、小一時間ほど待つことに。

 それならその間に先ほどの7人組にアプローチして、連絡先だけでも聞いておこう!(そうすれば深夜、当方女性陣が寝た後に連絡して合流できるかも)と思ったのですが、時すでに遅し。

 BBQ場に戻ったら、別の男グループからナンパされて楽しそうに卓球してやがりました...(笑)

 「くっそなんで男だけでこなかったのか...」と心の底から悔しがったのは言うまでもありません。

21:30〜 男子部屋で二次会

 ということで、若干傷心しながらも小一時間ほど時間を潰して、いよいよ男子部屋で飲み会スタートです!  初対面同士のメンバーもいたので、最初はゆっくり会話を楽しみつつ一同淡々と飲み続けました。

 途中、満を持して挟んだのが「ビンゴ」。私がわざわざ家から持参しました(笑)

※参照:「宅飲みビンゴのススメ」

 一度ビンゴを始めるとスムーズにゲームに入っていけるので、その後はいつもどおり、山手線ゲームやらミャンマーゲームやらやって、大量にお酒を飲み干していきました。

 おかげで男女ともいい感じに酔っ払っていったのですが、まぁいつもの仲良し友達グループだったので、スケベな展開になることは一切ありませんでした。

深夜2:00 女性陣就寝

 女性陣は皆お酒があまり強くなく、また眠りにつくのも早い集団なので、深夜2時頃にはなんの躊躇もなく自分たちの部屋に戻って就寝しました。(せっかくみんなで旅行に来ているというのにタンパクな娘たちです)

深夜2:30〜 深夜の徘徊 

 さて女性陣は寝た。朝まで飲み明かそうというわれわれの提案に聞く耳を持つことなく、夜明けまでまだ3時間以上もあるこの時間に、夜を楽しみ尽くす意思すら見せず、寝た。

 これはもう、他の女性グループと飲み会をしたとしても何もいわれる筋合いはありません。ということで男性陣4名は、BBQ会場にいたあの女の子7人グループとの遭遇に一縷の望みを賭け、深夜の徘徊に繰り出します。(先に言っておきますが、何もありませんでした笑)

ここから先は

360字
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?