時間がないと焦るのは、やりたいことをしていないから。
「時間がない」
そんな感覚にとらわれて、焦りや不安を感じていませんか?
私たちは仕事や家事、育児に追われて、やりたいこともできず、やらなければいけないことに追われてます。
睡眠もしっかりとれず、肌荒れや肥満、体調不良、慢性疼痛などに悩んでいます。
でも、本当に時間がないですか?
携帯でSNSや動画をみていませんか?
家でテレビをみていませんか?
飲み会に行ってませんか?
実は時間はあるのに、どうでも良いことに時間を使ってませんか?
「時間がない」という焦りは、時間がないから起きるのではなく、焦るから時間がないと感じているのかもしれません。
あえて時間があるように振る舞うことで、脳内の時間汚染がなくなり、集中力や判断能力の低下を防ぐことができます。
ゆっくりと時間を使って星を眺める、散歩する、動物と触れ合うなどです。
私は焦りを感じやすいので、わざわざゆっくりするための旅行を計画するのですが、朝ごはんを食べながら次の昼ごはんのお店やルートを考えている始末です。
終いには家族旅行しながら、次の家族旅行の企画をしていたりします。
ゆっくりするために旅行に行っているのに、旅行先でも忙しく過ごしてしまい本末転倒です。
効率ばかりを求めていては、人らしくいられないというのとなのでしょうか。
温泉を冷ますための「湯もみ」という作業があります。
温泉の効能を落とさないために、水で薄めずに湯を冷まして、効能をそのまま堪能していただくための作業です。
汗だくなのに、みんなで唄いながら楽しそうに女性たちが湯もみをする姿を見て、効率が悪いと言った外国人の方がいたそうです。
確かに効率は悪いでしょう。
ですが、こんな重労働を生身の人間が効率よくこなしていては、体が保つはずがありません。
唄いながら、みんなで楽しく行うから、仕事を続けることができていたのであって、一人で集中して湯もみしていては心身ともに壊れてしまいます。
ゆとりの中で働くから、重労働も楽しくこなせるのです。
ゆっくりしたふりをするから、余裕を持って仕事ができるのであって、暇だからゆっくりできるわけではないのです。
最近サウナにハマり、週1〜2回程度整いに行くのですが、できるだけノープランで行くようにしてます。
お店も時間も行くか行かないかも、全てその日の気分に任せてます。
サウナを出る時間、何セットするか、サ飯を何にするかは、その時に決めるようにしています。
おかげで心のゆとりができて、予定変更にもストレスを感じないようになりました。
みなさんも、まずはゆっくりとした時間を作って、焦りをなくしましょう。
時間はみんなに平等です。
どう使うか、何に使うかで意味や価値が変わってきます。
自分のやりたいこと、目標のために必要なことを思い出して、少しずつ実践してみて下さい。
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