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「身辺整理、コレクション仕舞い」に着手!

この時期、いろんな仕舞いについて考えてしまうのが年末なのだ。「仕舞い」というのは「終い」とも書く。やだなあ・・あまり考えたくないなあ、というのが本心。それでも始めないと残された家族はたいへんだ。特に「蒐集物」がある場合、その処分に頭を悩ますだろう。なにより価値がよく分からないから、面倒だからとポイポイ捨てるやも・・ぎゃーー、あの世で叫びそう!

ナベコレの持ち主

でも・・さもありなんな世界。だからこそ「お仕舞いはコレクター自ら行う」しかない、というのが自論。そこで今年はまず自分のコレクション(こちらは琺瑯鍋)を紹介する冊子を電子版で作成した。これを目録として年明けから「コレクションまとめて売り出し」を行うつもり。

2015年に「紙製の冊子(左写真の)」を出版し「コレクション展」はカフェにて催しを行った。

トップ写真は、マイコレクションの資料:コンディション確認用の写真である。
紙製と電子本では鍋の全体感は分かるが細かいところは省いてあるので、それぞれのコンディションは別に資料としてつけるために撮影した。

こちらが蒐集したのはヴィンテージと呼ばれている古い琺瑯製の鍋なので、どうしても欠けや薄いヒビに変色など色々あったりする。完品にちかい品も多いが、その逆もまたしかり。

例えば、この下のターコイズ鍋は『取手が四角く、底に溝が入っていて、蓋の内側にも色付きサイズ表記はアルファベットC』と、現行のル・クルーゼ鍋とはかなり異なる。この鍋は米国のオークションサイトeBayで落札し空輸で我が家にやってきた。

現行品とはかなり異なる1950~1960年代のル・クルーゼ鍋
Paris郊外にある「1930年代美術館」に展示されている同じコケル鍋(レーモンド・ローウィのデザイン)
大好きなエンゾ・マリのデザインによるソースパン

とまあ、こんな感じのラインナップ。興味ないひとは「ふーん」で終わりだろうけど、蒐集人にとっては一時期もてるすべての愛を注いだコレクションなのだ。

重さにして109kgの蒐集物、相方の古本と比べて重さにおいて遜色ない!はずだ!

#今年のふり返り


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