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シティ・フィールドの楽しみ方

シティ・フィールドは2009年に開場したNYにあるメッツの本拠地。

”シティ”ってのはシティグループのことで、20年4億ドルでネーミングライツを取得しています。

前年にリーマンショックがあって、シティグループの経営が大きく傾いたために公的資金が投入され、一時"納税者フィールド"になるのでは、と噂されていました。


シティ・フィールドの特徴は同じNYにあるヤンキースタジアムとはまったく雰囲気が違うこと。

マンハッタンから地下鉄ですぐ行けるのは同じだけど、

ヤンキースタジアムは比較的街の中にある一方で、

シティ・フィールドは周りは何もなくて、夜になると球場のあかりだけって感じ。

そして、近代的な作り。

ヤンキースタジアムのnoteでも書いたのだけど、NYは地下鉄は車両、駅共に古くて、

ビルの外壁とか、橋とかも錆びてたり、

バスのエンジン、停車音はうるさくて、

日本にいるとわからないけど、意外とレトロな街。

でも、シティ・フィールドは本当に綺麗で、エントランスは広く、グラウンドに出る前の長いエレベーターはショッピングモールみたいです。

SHAKE SHACKとかNYで人気のフードも揃っているなどトレンドもきちんと入っています。

誇り高きヤンキースタジアムに比べるとチケットも安く、雰囲気も庶民的な球場。

基本的に試合前は球場内の行き来は自由で、どのコンコースからでもフィールドが見える設計にもなっています。

これって実際球場にいると大切で、球場に入場してから帰宅するまで常にフィールドの歓喜と一体感を感じられます。

試合中に飲食とか、グッズとかの購入の導線を確保するためにも、この設計は有効かもしれないですね。


でもやっぱりニューヨーク。

ファウルグラウンドが広くて、選手とのコミュニケーションにはハードルが高いです。

さて、当時のメッツはデグロム、ハービー、シンダーガードの先発陣から、クローザー・ファミリアへ繋ぐというディフェンスと

夏にトレードで獲得したセスペデスの爆発で勝ちまくっていました。

観戦した試合の先発はコロン。

これまでメッツ戦は3試合観たけど、コロン率66.7%

この年の秋に覚醒することになるマーフィーのHRで先制するも

フリーマンに逆転打、同点後に勝ち越し弾でゲームオーバー

逆方向へのハードヒットは凄まじかった、、、

まぁ、いちばんのモチベーションは、現地のセスペデスムーブメントに乗りたかったこと。

よって、満足。

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