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#4 スマホとの付き合い方について考える

こんにちは、いおままです!
北国にもようやく(といっても今年は例年より早く!)桜が咲きましたが、ここ数日の強風ですでに散り始めていて悲しいです。
とは言え、景色がうっすらピンクに色づくと、心がウキウキするものですね^^

さて、今日の本は世界的ベストセラーとなったこちら!

『スマホ脳』  
  アンデシュ・ハンセン 著 /久山葉子〔訳〕(新潮新書)

今や生活に必要不可欠となったスマホですが(もちろん使ってない人もいると思いますが…)あなたは一日平均何時間スマホを見ていますか?睡眠障害やうつ、記憶力・学力・集中力の低下などの問題が増えてきているのは何故なのでしょうか。便利である反面、私たちの脳は確実に蝕まれているというのです。では、スマホとうまく付き合っていくにはどうしたらいいのでしょうか。なるほど納得!と思ったことやグサッときたことをシェアしていこうと思います。

人間の脳はデジタル社会に適応していない!?

私たち人間は、地球上に現れてから、99.9%の時間を狩猟採集民族として暮らしてきました。脳はこの1万年変化しておらず、今でもその当時の生活様式に最適化されているらしいのです。こんなにも便利なデジタル社会ですが、環境と人間の進化が伴っていないが故に、精神的不調で病院を受診する人が増えているのだとか。スウェーデンではなんと大人の9人に1人が抗うつ剤を服用しているそうです。

スマホは私たちにドーパミンを与える!!

脳は新しいものが大好き。というのも、狩猟採集の時代は周囲の環境を素早くきちんと理解すればするほど、生き延びることができたのだとか。つまり、新しい情報を探そうとする本能が身につき、新しいことを学ぶと脳はドーパミンを出す。インターネット上でページをめくるごとに脳内ではドーパミンが放出され、大人で1日平均4時間もスマホを使っているのだそうです。しかも、「もっと見たい!」という依存状態に陥っていて、言わばスマホは「最新のドラッグ」であると著者は述べています。
※ドーパミンについては、以前のnote(#2)で紹介した『3つの幸福』にも詳しく書いてあったので併せて読むと面白いかもしれません♪

ではどうやってスマホと付き合っていけば良いのか

いわゆるデジタルデトックスとでも言うんでしょうか。スマホから離れる時間も必要であることを著者は述べています。
例えば、

  • 毎日1~2時間はスマホをOFFにする

  • 寝るときはスマホを寝室に置かない(アラームが必要な人は目覚まし時計を買おう!)

  • ストレスへの対処法として、心拍数を上げる運動をする(散歩だけでも効果あり!)

少し意識すれば簡単にできそうですよね!
私は寝る直前にスマホを見ないようにするというのを実践してみましたが、睡眠の質がかなり良くなった実感がありました。
ちなみに、ある時自分のスマホのスクリーンタイムを確認してみたところ、なんと1日平均6時間の週がありました……^^; 集中力の低下など、思い当たる節があったので、私もスマホとの付き合い方を改めて考えさせられました。

たまには、スマホなしで自然の中を散歩してみるのも、いいかもしれませんね♪

それでは、また来週~(^^)/~~~



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