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iPad用のHUBにつけるスペーサーを作った

iPadPro、iPadminiを使っています。

端子拡張用のUSBHUBも手元にあります。
USBの端子が若干長く作られており、保護ケースを使用していても、スペーサーを外せば取り付けられるものです。
スペーサー自体はiPad本体の厚みに合わせて端が立ち上がっているため、付けた時のねじれが防止される優れもの。
しかし、2018年発売のiPad用であり、若干の厚みが増した現在のiPadでは、保護カバー無しの状態でも、スペーサーを外さないと付けることが出来ません。スペーサー無しでは、HUBが浮いてグラつく始末。

そこで、以前から代わりとなるスペーサーを作成したいと思っていましたが、頻繁にHUBを使う訳でもないため、先延ばしというか忘れていました。
今回、iPadをカメラとして使うため、HUBが必要になるのですが、対策が必要になったのです。

ノギスで元々のスペーサーのサイズを測り、厚みを足したものを設計してデータ作成。
それを3Dプリント用のスライサーソフトで取り込み、プリント用データを作成。
データを3Dプリンターに入れて出力しました。

1回目はテストも兼ねて一般的なPLAという素材で作ってみましたが、プリント用データ作成時に品質を上げなかったため、若干荒いものが出来ました。
やっぱり上手くはまらなかったので印刷品質を上げ、素材もカーボンPCという、いわゆる強い素材にしてみました。出来上がりは上々です。そのままでも使えましたが、データに角を丸くする等の修正を入れて最終版の完成です。

使用した感じとしては、隙間・緩みが無くなったので、安心感が増しました。

以上、 USBHUBを買換えせずに済んだという話でした。

USBHUBスペーサーあり
USBHUBスペーサー無し
左:製品のスペーサー 右: 3Dプリンターで出力したスペーサー

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