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ダブルストロークは握らない

一般的にダブルストロークは2打目を握ることで、スティックを打面に当てると解説されます。
もちろんその方法は正しいのですが、欠点があることも事実です。

それは、
・握る→スティックの動きが止まる→スティック自体の振動も消える→詰まった音になる
・握る→スティックの動きを止めているので、次の音を出すためには、またスティックを動かさなくてはならない
・指の屈曲伸展を繰り返す→疲労しやすい(腱鞘炎に繋がる)

そこで、腕全体を使った身体操作が有効になります。

すると、
・握らない→スティックの振動を殺さない→サスティンが伸び、音が繋がりやすくなる→ロールが綺麗に聴こえる
・握らない→スティックがリバウンドすることにより、自動的に打面より高い位置にくるため、次の動きに繋ぎやすい
・腕全体を使って叩く→特定の部分(指)を集中的に使わない→疲労しにくい

もちろん腕全体を使う動作を習得するのは大変ですが、一度身についてしまえば、疲労・ケガ知らずで、綺麗な音を出すことが出来ます。

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