見出し画像

【記録と私】 もう、数字だけを追求するのはやめる   

「なぼさんと言えば、記録だよね」

友達にそう褒めてもらったことが、忘れられないほど嬉しかった。

でも、今思う。私が好きだったのは、記録か、それとも。



数字が増えるのは嬉しい・・・けれど


「数字が増えるのを見るのは嬉しい」

その気持ちで成功したものの代表作が、ノルマ表。

確かに、英検1級の学習をするときは、とにかく塗るマスの数を増やすことが目的だった。

項目をあえて増やしたのも戦略的なことだったし、数が増えれば増えるほど、その効果が現れた。

・・・でも。

数だけを追求しちゃいけないこともある。

そう言えば・・・と思ったら、去年の私もちゃんと書いていた。

なんだけれども。

気づくとついつい数を追求してしまう。数としてカウントしていくことは、ある意味、すごく楽なことだから。



数からは、気持ちを読み取れなかった


これだけ記録が好きなのに。

手元に残っている手帳、ノート、ブログ。

これだけあるのに。
自分がその時感じた気持ちがほとんど残っていないこと。

ある時、ハッとした。

ノート、手帳の冊数、ブログの記事数。
そしてデジタルで記録を残すようになってから(2011年〜)、カウントしているもの。

数字を見るだけでは、私がどう感じたか、気持ちまではわからない。ただの大小(比較)になってしまう。

大袈裟な言い方かもしれないけれど、

「思想なき数の追求は、私をどこにも導かない」

そんなふうに思う。


”数字プラスアルファ”へ


じゃあ数を数えるのはやめるか。決してそんなことはしない。
好きだから。好きなことはやめない。

だったら、どうするか。

これからは、数字だけじゃなく「自分の言葉」を残していく

”数字プラスアルファ”の戦略。

数えようと思ったきっかけ、数えたことを機に何かを感じたこと。その時に感じた気持ちが尊いのだから。

スタンプラリーが好きな自分も、ラジオ体操のスタンプが増えるみたいなことがたまらなく嬉しい自分も。

丸ごと受け入れて。

これからも数えていきます、書いていきます。


最後に

最後に、すごく唐突だけれど、10月初旬に訪れた、滋賀・八幡山城跡から見た眺めを。

八幡山城は、続日本100名城 のうちの一つ。

スタンプラリーだけれど、私の中では、ただの数になっていない。

詳しくは、また機会を改めて書きたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?