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Satin Doll (課題曲)

サムネ写真は、本日寄った香川県・父母ヶ浜!
さて、4月29日はデューク・エリントンの誕生日で、今年はなんと生誕125周年なんです!
なのでアメリカや世界各国でお祝いのイベントやコンサートが行われています。
という事で、次回のオンラインクラス#80の課題曲は、 
Satin Doll サテン・ドールです!!

次回のクラス、課題曲はSatin Doll !!


サテン・ドールの楽譜!

歌詞がいろんなバージョンがあります!

Satin Doll

Music, Duke Ellington &
Billy Strayhorn
Words, Johnny Mercer

(Original)
Cigarette holder which wigs me,
over her shoulder, she digs me,
Out catting, that Satin Doll.
Baby shall we go out skippin',
careful amigo, you're flipping,
Speaks Latin, that Satin Doll.
She's nobody's fool, so I'm playing it cool as can be,
I'll give it a whirl, but I ain't for no girl catching me,
( swich-e-rooney )
Telephone numbers, well you know,
doing my rhumbas with uno,
And that `n' my Satin Doll

(Ella Fitzgerald)
Cigarette holder which wigs me
over my shoulder, He digs me
Out cattin' my satin doll
Baby, shall we go out skippin'?
Careful, amigo, you're flippin'
Speaks Latin, my satin doll

He's nobody's fool so I'm playing it cool as can be
I'll give it a whirl,
but I ain't for no Boy catching me,
( swich-e-rooney )
Telephone numbers well you know;
I'm doing my rumbas with uno
And that's my satin doll

(Carmen McRae)
Cigarette holder which wigs him
over her shoulder, she digs him
Out cattin' that satin doll

(He says)
Baby, shall we go out skippin'? Careful, amigo, you're flippin'
Speaks Latin, that satin doll

(Saying)
She’s nobody's fool so he’s playing it cool as can be
He’ll give it a whirl, but he ain't for no girl (Boy) catching him
( swich-e-rooney )

Telephone numbers well you know; he’s doing his rumbas with uno
And that's his satin doll

【お薦め音源/ Satin Doll 】
曲はデューク・エリントンとビリー・ストレイホーンの合作で、歌詞はヒットソングを生み出すジョニー・マーサーです。歌詞の中に男性と女性がいて、それを男性目線で、女性が私を主語にしたモノ、第三者として歌う歌詞と3種類の歌詞の可能性があります。それを念頭に置いてお薦め音源を聴いてください!

Ella Fitzgerald G
エラがパワフルな歌声で、ライブで歌ってる貴重な動画です。キーはG
バンドもデュークエリントン楽団な様です。この歌詞はエラが「私の、、、」と自分が主語になっています。

Carmen McRae Eb
テンポがかなりゆっくりなスウィングです。キーは低めのEb。
カーメンは「彼と彼女が、、」と、第3者の目線で歌っています。イントロから歌い始めがベースとDUOでベテランに力量を見せています。

Carol Sloane F
こちらもイントロがベースで入って来る前の(カーメン)バージョンと似てますが、テンポがもっと早いです。キーはF。参考にしやすい音源だと思います。

Nancy Wilson G
「私のサテンドール」と私が主語(女性)で歌っています。キーはG
ビックバンドの軽快なアレンジです。

Ernestine Anderson Eb
こちらも「私のサテンドール」と私が(女性)が主語です。キーは低めのEb。ベース、ピアノ、ドラムスのアレンジも洒落ています。

Roberta Gambarini Eb
こちらはスローなスウィングで、歌詞は第3者なバージョンです。キーはEb。スキャットも豪快にやっています。サックスのソロが入ります。

ForeFront B
男性コーラスグループのバージョンです。キーはB。「彼女と僕」と僕が主語です。

James Darren C
デュークのオリジナルのキー、Cで歌っています。男性が歌うならこれがわかりやすいと思います。
テンポもミデアムスウィングです。

Joe Williams Bb
とてもジャズィーな歌い方で、
フレージングも驚きがある感じです。キーはBb。2コーラス目のスキャットも素晴らしいです。彼はカウント・ベイシー楽団で歌う名手のシンガーです。

Duke Ellington C (No Vocal)
オリジナルの音源とアレンジです。現在もエリントン楽団がこの曲を演奏する時はこのアレンジです。

Nina Simone C (No Vocal)
ニナ・シモンはシンガーですがこれは歌わず、ピアノとトロンボーンがアンサンブルするアレンジです。キーはオリジナルと同じCです。バッハの様なピアノ奏法でソロを弾いているのが印象的です。

Sonny Stitt & Barry Harris F
(No Vocal)
キーが何故かFです。かなり
ビ・バップなスタイルのアレンジでソロもサックス、ピアノ、ドラムス、共に素晴らしいです。
モダンなインスト曲に仕上がっています。


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