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‘S Wonderful

(写真は本日のソロピアノのお店より)
次回の NY de Let’s Sing Jazz! #60 Online Class.
今期の最終クラスです。
課題曲は、ガーシュインの ‘S Wonderful 
お馴染みのジャズスタンダード曲です。
歌詞の言葉で遊んでいるというか、遊び心が楽しんで歌になってます!
このクラス後が、第7回Festivalになります!

2月の第1週目です!


こちらがシンプルn楽譜

そして、Verseの入ってる楽譜がこちらです!


Verseも楽しい言葉遊びが入っています。

‘S Wonderful
Words by Ira Gershwin
Music by George Gershwin
<Verse>
Don't mind telling you,
in my humble fash
That you thrill me through,
with a tender pash,
When you said you care,
‘magine my emoshe
I swore then and there,
permanent devoshe,
You made all other men seem blah
Just you alone filled me with ahhhhhhhh......

<Chorus>
'S wonderful, 'S marvellous
You should care for me!
'S awful nice, 'S paradise,
'S what I love to see.

You've made my life so glamorous,
You can't blame me for feeling amorous!
Oh 'S wonderful, 'S marvellous,
That you should care for me!

最初、Verseはやるつもりでは無かったんですが、聞いてみたら「あっ!これもバリーのクラスでやったわ!」と思い出し、結構長いヴァースですが歌うかどうかは別としても知っておくのは良いと思ったので!
That You Should Care For Me 最後のフレーズのメロディがインストで演奏される時にメロディを少々変えてるものの方が多い気がしました。
私はこの曲はアップテンポなイメージなんですが、ボサノバやミデアムテンポとアレンジの仕方が多い曲なのだなぁと改めて認識しました。

【お薦め音源/ ‘S Wonderful 】
いろんなバージョンがたくさんあるので、どの様に歌いたいか?で迷う曲かも知れません。
今期の曲目の中で速いテンポの曲が無かったので少々アップテンポな曲目として歌ってみようと思ってます。

Doris Day
2:42くらいから歌が始まります。
歌がとてもクリアでテンポも早過ぎずわかりやすいので、先ずはこれでメロディも明確にして下さい。
キーはA です。

Helen Merrill
私が初めてこの曲を聴いたのはこのバージョンでした。でも凄く速くて聴いてて追いつけなくなったりしてました。楽器のソロになるとキーが変わっています。なのでトランペットのソロ(クリフォード・ブラウンです)の後、ヴォーカルのキーに戻ります。ヴォーカルはこれもキーはAです。

Anita O’Day
こちらもテンポが超速です。ピアノのソロも軽快です。途中でThey Can’t Take that Away From Me という曲がミデアム・スウィングで歌われるアレンジになってます。これが終わるとまた’S Wonderful に戻ります。キーはGです。

Joe Williams & Count Basie Orchestra
軽快なでも速過ぎない良いテンポです。キーはCです。
ビックバンドのアレンジで豪華です。

Gene Kelly
タップダンスの雨に歌えばが有名なジーン・ケリーのバージョン。映画の1シーンでしょうか。2人の掛け合いがとても素敵です。キーはEbです。これが楽譜のキー、オリジナル・キーです。

Ella Fitzgerald
ヴァースから歌っています。アレンジも豪華で歌詞も2番まで全部歌っていて完全版といった感じです。
キーはBbです。

Ella & Sammy Davis Jr
前のバージョンより若干速くスウィングしています。サミー・ディヴィスJrのスキャットの掛け合いが素晴らしく最後はハーモニーで一緒に歌っています。キーは前のと同じでBbです。

Louis Armstrong
これも豪華なデュエットバージョンで、ヴァースから2番の歌詞までフルに歌っています。当時に人気のエド・サリバン ショーのモノです。エイリーン・ファレル(女性のシンガー)もルイのスタイルのエンディング「Oh Yeah」もバッチリ合わせて歌っています。キーはBbです。

Diana Krall
爽やかなボサノバで歌っています。リラックスしたこれも人気のバージョンです。ダイアナの低め声がセクシーです。キーはEb

Stan Getz (No Vocal)
サックスのスタン・ゲッツのインストバージョンです。これも結構速いスウィング。1コーラス目からメロディ途中からソロみたいになってます。ダイアナが歌った同じキーEbなのでこのトラックを聴きながらこれに合わせて低めに歌う(練習する)事が出来ます。しかしながらメロディを最後まで1度も吹いてません。

Jimmy Smith( No Vocal)
オルガンのジミー・スミスのブルージーなバージョンです。テンポも速過ぎず良い感じです。トランペットはリー・モーガン。こちらはメロディをしっかり歌う様に吹いています。That you should care for me のメロディが楽譜と違う音ですが、これも定番でこの様なメロディで歌ってるシンガーも結構います。キーはこれもEbです。

楽しくて元気をくれる曲です。
ちょっと元気のない時にはこの曲を聞いて気分を上げて行きましょう!🙋‍♀️

クラスにお申し込み希望の方、直接メッセージを下記のメールアドレスまでよろしくお願いします。

nabusing@hotmail.Com

第7回フェスティバルもとっても楽しみです!!

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