6/5(月)、バスに忘れ物して買い直しに行ってからの、観戦。
18球場目、テキサス・レンジャーズ(TEX)のGlobe Life Fieldです。
相手はカージナルス。

到着

移動編にも書いたけど、ここレンジャーズのスタジアムのアクセスは、（車以外で行く場合だと）MLBワーストで不便で、タクシーなり配車サービスなりの利用が必須な立地です。近隣のちゃんとしたホテルに泊まると送迎バスがあったりする？ようで、普通の観光客はそっちを使うんだろうが、当然おれにはそんな金はない。

で、球場徒歩圏内の宿から歩いていくと、何やら立派な建物があった。どうやら野球場のように思えるが、目的地ではないのは確か。何だこれ…

と思ったら、レンジャーズの2019年までの旧本拠地、チョクトースタジアムでした。できればこっちでも野球を見てみたかったもんだ。今はアメフトのリーグ（NFLではない）で使われているそうな。

旧本拠地から道路挟んで隣の敷地に、目的地がありました。

なお、ネーミングライツのグローブライフというのは、保険会社。

入場

この日はカージナルス戦ということで、ヌートバーを楽しみにしていたが、ケガでIL入りしているそうで不在。残念。

球場見物

キャラクター競争のキャラが結構雑でじわる

レフトポールはタバスコ

さて、この球場、なんとなくエスコンっぽさあるんですよね。

というのも、設計施工を担当するのがどちらも同じアメリカのHKS社ということだそうで。（グ）が絶賛建設中の間に（エ）の設計が始まり、14社競合したコンペを勝ち抜いたとのこと。

試合

この日は、カージナルス一筋通算197勝、41歳のウェインライトが先発。

しかし今年は勝利数を稼げておらず、シミエン、シーガーら3割前後の打者がずらりと下位までの並ぶ強力打線から2回に連打を浴び、3失点。

それでも、6回途中までそれ以外のイニングは0に抑えて耐えると、8表にWBCアメリカ代表でもクリンナップだったゴールドシュミットとアレナドの連打でカージナルスが同点に追いつく。

…が、最後の最後でやはり地区首位と地区最下位の勢いの差が出たのか、9回裏にロウがサヨナラタイムリーでレンジャーズが勝利。

帰りがけ

宿とは真逆にある出口から出てしまったので散歩。なんかいい感じのオブジェがあった。

なんか球場の横にプールがある、しかも柵とか無いからタダで勝手に入っていいやつっぽいｗ

NFLのAT&Tスタジアムが見えた。ここアーリントン市は全米屈指の都市ダラスと、100万都市フォートワースの間にある微妙な都市ではあるが、MLBとNFLのチームを擁するのは逆にどちらからも行きやすいいい具合の妥協点って事なのかもしれない。

レンジャーズが「テキサス」を名乗るのもおそらく両都市への配慮かと。ただ、州名を名乗るチームは他にミネソタやコロラドがあるが、これらは州唯一のチームなのに対し、テキサス州には元々ヒューストン・アストロズがあったのに、後から移転してきたレンジャーズが州名を名乗るのは変な感じもする。（なお、このNFLのチームの方は、"ダラス・カウボーイス"と、ダラスを名乗っている）

というわけで、広大に分布する両リーグ西地区計10チームもついに終わりました。残る東地区へ向かいます。