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離乳食と向き合う日々。

前回の保護者への対応(の記事)から3日経ち、進展がありました。

昨日は登園していなかったので何も無かったのですが、自分の想いを園長や主任、仲のいいパートさんに話したところで、自分の中で答えが出て、保護者としっかり話をすればいいと考えが固まった。

で、今朝は登園してきたので、給食室前に保護者が現れたらすぐ声をかけ、担任、主任がいる目の前でおやつとそれに付随してミルクの話をしました。

結論から言うと、ミルク継続、おやつはその時期が来たら始めていくということで、保護者が納得してくれました!

とにかく、問題があることを指摘したり、上から諭すような言い方にならないようにということを心がけ…以下のことを伝えました。

①離乳後期に食べる内容やその日食べる量も安定しない中でミルクを少しも飲まないという選択をするのは食事を提供する側として不安。今の時期に必要な栄養素を摂るためには少しでもミルクを飲んで欲しい。食べる量、内容によってミルクを飲まないことがあってもよしとする。

②おやつは基本1歳から。しかし、ミルクに頼りすぎず、食べ物からの栄養摂取も大事だと捉えて、10ヶ月過ぎて、子どもの様子を見ながら開始時期を一緒に考えていく。

③牛乳は1歳を過ぎてから。1歳前では消化が上手くできない。鉄の吸収を阻害するので鉄欠乏性貧血を引き起こすことがある。だからといって、フォローアップミルクは選ばなくても良い。フォローアップを飲ませるくらいなら今までと同じミルクを飲ませればよい。

④1歳半までは離乳食の時期と捉えて、焦らず、しっかりとご飯が食べられるようになってからミルクをやめれば良い。

いくつか質問もして、保護者の考えを聞き出すことができた。
意外と何も考えずに、飲まなくなってきたからもうやめちゃっていいかなと思ったらしい(笑)
「栄養のこととか何も考えてませんでした」
「話聞けて有難かったです」
そう言ってもらえて、この3.4日悩んだ甲斐あったなってホッとした…。

4人兄弟の一番下の子だからということで、子育て経験やそれなりの考えがあっての卒乳だとも予想されたけど、単純に分からなかったんだと。

子育てって何となく過ぎていってしまうけど、そして何となく子どもも成長していくのだけど、その時必要な情報を保育園から発信する必要性を感じた。

今回、ミルクのこと伝えて、逆ギレされたり、アンチミルク派だったらどう対応しようかなとかも考えてた…
でも結果、ミルクOKになって、お昼の離乳食半分くらいしか食べなかったから担任が「今日はミルクが飲める〜(笑)」と穏やかな顔つきで話していたのを見て、改めて話せて良かった〜!と思ったのでした😂

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