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カメラマン漫画 ズーム・アップ

ブックライブで無料配信されてたので望月あきら先生のズーム・アップという作品を読んでみた。

主人公は報道カメラマンとして取材中に亡くなった父の後を追って報道カメラマンを目指す中学生のゆたか。
父の弟子であった報道カメラマンの園田に色々と教わりながら写真を撮っている…。

のだが、第1話は望遠ズーム(75-150)を手に入れて狙うは学校のアイドル的先生。
先生のアパートへ行き、外から望遠を使って彼女のだらしない姿や着替えを撮影してし、さらに外出した先生の後をつけて先生が男の人と会ってるところを撮るなど、やってることはパパラッチ。今ならストーカー案件かもしれんな^^;

最初は『先生の化けの皮をはいでやる』と写真を公開しようとするものの、勝手にプライベートを暴かれる先生がかわいそうだという友人の言葉に共感して写真の公開はしないというものの、今度はこの写真を先生に売りつけてやるなどと、どこが報道カメラマンなんだという感じ。

結局はゆたかも同級生に尾行されてて、その日の行動を写真に撮られていて学校の掲示板に張り出される、というオチで『あばくつもりがあばかれてた』という感じ。

その後第3話あたりは事故の瞬間のスクープ写真を撮るのか、撮らずに助けるのか、どちらが正しい行動なのかを考えたりする話もあるけれども、第1話がアレなので全体的に微妙かな…。

まあ70年台後半の作品ですので、当時のカメラ事情などがわかるという点では面白いかも。コニカC35が世界初のオートフォーカス搭載機として出た話なんかもありますので。

一応5巻くらいまで無料で読めるようなので、とりあえず読み進めてみたいと思います。

そーいや昔読んだことのある『ピントぴったし!』ってマンガも一眼レフ持ってスカートめくりしてパンチラ撮るために熱意を傾ける主人公だったし、昭和の頃の少年マンガでのカメラの扱いってこんな感じだったのかな…。

ま、これからもこんな感じのマンガレビューなんかもしてみたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます

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