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駆け出しハッカソン振り返り

3月23日・24日の2日間に渡って開催された「駆け出しデザイナー×駆け出しエンジニアマッチングハッカソン」に参加してきました!

自分にとって、とても有意義な経験となったので、その2日間の雰囲気がなんとな〜くわかるような振り返り記録を書いてみようと思います。

イベント概要

・主催はTaiki IKEDAさん
・駆け出しだぜというデザイナーとエンジニアを集めてプロダクトつくろうぜ
・順位も審査もしないから怖がらなくていいぜ
・テーマもないぜ。好きに決めていいぜ
・会場は品川にあるBEENOSさんの場所をお借りしているぜ

ちなみに参加した私は
・まだギリギリ新卒1年目のフロントエンドエンジニア
・業務では React を書いている
・エンジニア歴は1年未満
・でもデザイナーとして転職したくなり今回はデザイナー枠で参加申し込みしちゃった
という人間です。


〜初日・1日目〜

10:30~【参加者集合・チーム決め】

各チーム、3~5名の人数編成で組まれていきました。
基本的にエンジニア2名(フロント・バック)+デザイナー1名がベースになってはいますが
「エンジニアがフロントしかいない」
「デザイナーが2人いる」
みたいなチームも多く、はたまや「デザイナーが溢れました」なんてこともw

まあ当日チーム組むってなったらそうなるよね。

どうにかこうにかチームが完成し、計14チームができました!
私達のチームは
・デザイナー枠:私
・フロントエンドエンジニア枠:Mくん
・サーバからフロントからアプリまでなんでも屋枠:Tくん
の3名体制で挑みます。

運営側「みなさんチーム組めましたかね。じゃ、どうぞ〜
という「えっ今始まった?」みたいなスタートでしたw
だいぶフリーダム。でも気楽にできて良いね。

そんなこんなで作業開始。

私達のチームが考えたプロダクトはこちらです!↓


お花配送サービス「Flor(フロール)

(画像: Unsplash

お花の定期便サービス「FLOWER」のパク…オマージュです!!!

「パッと決めて作業時間をいっぱい取ろう」
ということで、開始から1時間〜1時間半ほどで上記のアプリを作ることに決まりました。

サービス内容
 ・「一輪の花」を相手に届けるサービス
 ・ワンコインで3種類の花を選んで相手に送ることができる
 ・「ほんの気持ちです」を気軽に形にできる
ターゲット
 ・「なかなか会えない人に、気持ちを伝えたい」と思っているひと向け
使用例
 ・遠く離れた恋人に
 ・なかなか会えない田舎のおばあちゃんに
 ・普段恥ずかしくてお礼を言えない実家の両親に
 などなど。

デザインデータは Figma を使って作りました。
共同編集できるから Figma いいですね〜。

一方、考えが詰められなかった問題点
・そもそもお花はどこから調達するんや。花屋に営業かけるんか。
・配送どうすんのや。お前らが届けるんか。
・花の配送料考えたらワンコインじゃ済まないやんか。どないすんねん。
・いやおま、相手先の名前入れるフォームないやんか(2日目の完成後に気づいた。これは私の超致命的なミス)
・ログインないやん。ええんか。

様々な課題はありつつも「いや、今回は動くものが作れればええじゃ!」というわけで突き進みます。
そして「触ったことない技術にチャレンジしたい」という21歳エンジニアの一声で
「Expo を使って React Native でスマホアプリをつくろう」という方向性で決定。

この日はオンボーディング画面とホーム画面までできました!
エンジニアの二人ありがとう!!!!!

(作業中の様子)


この日は19:00まで作業をし、解散!!!!!!


〜最終日・2日目〜

さて、2日目は会場に10:15に到着した私。
会場着く前にはこんなことを思っていました。
「10時から会場開いてるって言ってたから、ちょっと遅くなってしまったな。チームメンバーに申し訳ないな」

・・・

11:00
チームメンバー残り2名、どちらも連絡がない。
私「えっ?まさかのぶっち?
メンバーが3名しかいないのに、2名のエンジニアが来ないというピンチ到来。

IKEDAさんや運営の方々に「えっ…一人なの、だ、大丈夫…?」と心配される私。
「おっ、声かけてもらえた!ラッキー♪」とテンション上がる。

二人がくるまでリポジトリをクローンし、昨日できた分の style などをぽちぽち修正する私。
Reactやってて良かった…。
この時間、「できることがない…」って無になるところだった…。


12:00
やっとエンジニア2名到着。
おお、ぶっちされたわけじゃなくてまじで良かった…。
構想だけ発表するっていう寂しい結果になるところだった…来てくれて良かった…まじで…。

そこからMくん・Tくんの2人はセミモーダルを出す実装をがりがり進めてくれました。
私は横でプレゼン資料をぽちぽち作っていました。


そしてあっという間の15:00、作業終了!
各チームのプレゼン発表スタート!

ジャンルも切り口も様々なプロダクトがたくさん出ていました!

覚えている限りで言うと
・サブスク管理できるサービス
・悪口を猫語に変換してくれるサービス
・悪魔的な目覚ましアプリ
・旅行先を決めてくれるサービス
・シンプルなTODOアプリ
・訪問美容のマッチングサービス
などなど。

すでに Twitter や note で「いや駆け出しってレベルのプロダクトじゃないやん」という声が上がっていますが、本当にそうでした。
正直デザインデータまでしか無いです…っていうのを想像していたんですが、普通に動くところまでみんな作り上げていてすごかった。

そしてテーマや縛りがなかったこともあり、プロダクトは多種多様で見ていてとっても楽しかったです!
普通に「え、ほしいw」っていうプロダクトがたくさんありました。

そして、私達が最終的にできたものは・・・こちらです!

(いろいろとツッコミどころは多いですが、ご愛嬌ということで…!!!)

良かったポイント

今回のハッカソンに参加してよかったな〜!楽しかったな〜!と感じたポイント。
・0→1を考える体験ができたこと
 普段は仕様があって、デザインも固まっていて、私は実装するだけ、という立場だったので、本当に0から作るっていう体験を純粋に楽しめた。
・チームでものづくりができたこと
 その場で集まったメンバーで、つくる内容も言語もその場で決めて、2日(作業時間10時間もないくらい)でやりきるという「ノリと勢い」なものづくりだったが、メンバーみんなで一つのゴールに向かって協力して作業ができたこと。共通のゴールを目指して突き進む感じがとても楽しかった。
・デザイン考えんの、くそむずー!という実感をもてたこと
 正直デザインスキルはアホほどないので、既存のアプリを超絶参考にしました。しかしそれでも「え、タブってどうしたらいいんだろ」「住所入力フォームってどうなってんの?どうしたらいいの?」と躓くこと多々。圧倒的引き出し数の少なさを実感。うわー、まだまだこれからだー!
・色んな知識に触れられたこと
 他のチームの発表やチームメンバーから、便利なツール・サービス・知見の共有をしてもらえたことがとても良かったです!みんなの引き出しを一気に覗き見できたような、得しちゃった感覚。みんなツールを使いこなしていたり、素敵なサービスを知っているな〜!と刺激を受けました。新しいもの、便利なものへの執着を強く感じましたね。


おわりに

今回参加するにあたって、自分のなかで、「どんなデザイナーになりたいのかを考える日にする」という想いを持って挑んでいました。
その中で見えてきたものは、「プロダクトに愛と情熱を注ぎたい」「チーム一丸となって、選ばれるプロダクトをつくっていきたい」という自分の想い。

デザイナーって、プロダクトを使う側と作る側を繋ぐことができる、めっちゃ素敵な仕事なんじゃ?と感じました。
「このサービスを使っていきたい」とユーザに選んでもらえるための設計ができる人間でありたいし、作る側にも「作りやすい、作っていて楽しい」と思ってもらえるような時間を提供できるようになりたい。

そんな「つなぎ役」でありたいな。

そう感じることができたハッカソンでした。

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