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【俳句】「読まれる」ことで生まれる新しい「表情」

先日、noteでご紹介した毎日新聞「こころの歳時記」掲載の私の俳句(句集『柔き棘』に収録)。https://www.culture.gr.jp/detail/choufu/topicsview_35_40320.html

これについて、鎌倉・円覚寺HP
「管長侍者日記」で取り上げて頂きました!

詳しくは下記記事
「力たくわえて時を待つ」
https://www.engakuji.or.jp/blog/33947/

円覚寺……って、え、あの円覚寺??
「管長」の意味を知らなかったのですが(すみません(^^;)、ネット辞書によると
「神道または仏教で、一宗一派を管理する最高責任者」

えええ~~~!!!

この日記はその管長が書かれているブログのようです。

記事は武者小路実篤の詩を中心とした内容で、私の俳句は最後にちょろっと登場なのですが、
記事全体のメッセージが
「現在の状況を、次へ向かうための布石に」
で、私の句をそう受け取ってくださったのだなあと嬉しく思います。

管長は文学に造詣の深い方のようで、発せられる言葉も素敵。
言葉とともに生活し、その大切さを骨身に染みて分かってらっしゃるからこそなのですね。
自分とは違う環境や世界の方の「言葉」は豊かで刺激的で、そういう方の目にとまったということも嬉しい☆

そして、改めて俳句に限らず作品というものは、作者の手を離れたら、読者(受け手)のものであり、
「読まれる(触れてもらえる)」ことで
新しい表情や命を獲得するのだと
しみじみ思いました。

掲載月日は「7月7日」。七夕。
願いを込める、その日に取り上げていただけたのも有難い。

ちなみに本ブログの記事は
ネットラジオになっているようで
YouTubeでも配信されており、
7/7の回も記事ラストにアドレスが貼られております。
(管長さんが私の苗字を一発で
 正しく読んでくださったことに感動!
 戸惑われるケースが多いので(^_^;)

いろいろ鬱陶しい時節柄。
一つのご縁に感謝の思いです☆

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