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【胞状奇胎②】手術の話。

手術前日の夜9時から絶食、水分は夜12時まで。翌朝の朝ごはんももちろん抜いた状態で、夫と一緒に病院で受付を済ませました。

コロナ渦ですが、私の通っている総合病院は付き添いは1人までOKとのことで、病室までついてきてもらいました。

着いてすぐ入院の手続き。ナースステーションに行くと、「あ、しおこんぶさんですね!」と、明るく出迎えてくださいました。

夫は女性ばかりのフロアで一人残されてソワソワ。長期入院経験者のため、ベッドの起こし方や電気のスイッチなどやたら詳しく教えてくれる。ベッドの背を起こして、膝の部分を立てて「はい、楽でしょ。」ありがとう。。

すぐに看護師さんがきて、点滴スタート。今まで健康そのものだった私、入院もはじめて。点滴も初めて。小さい頃は憧れさえした点滴。針が意外と太いのね。

夫は、手術は4時からの予定だが、早まる可能性もある。でも、このフロアにいると何かと面倒&気を使うから外にいてほしい。でも病院外にでると手術時間が急に早まるとややこしいから中にいて。と言われ、病院のカフェに退散。

そうこうしているうちにまた呼ばれて、手術の前準備をするとか。これがおまたにティッシュみたいな棒のようなものを入れる処置らしいんですがそれが結構痛かった。。。

あとは4時まで待機。急遽思い出した仕事のことをで職場にパチパチメールしていたら、「しおこんぶさ~ん、手術1時からでもいい?」とのこと。

はい、まったく問題なしです!

夫を呼び戻し、事前に買った紙パンツを装着、ペラペラタオル着一枚で、点滴につながれながら、夫と看護師さんと手術室に向かいました。途中で、夫はここまでと言われて、「ばいば~い」と手をふる。朝、一緒に通勤して、途中の駅で別れるときみたいな感じ。

手術室を生まれて始めてみる私。入口で、シャワーキャップを被り、手を消毒し、名前、生年月日を聞かれる。そこから、歩いて手術室へ。手術室は、ざっと見渡して5-6室。シルバーの大きなドアが堂々と立っている。前職が倉庫関係だったので、「物流倉庫の冷凍庫みたいだ!!」と興奮。(わかる人はわかるかと・・・)

手術室に入り、大きな部屋の真ん中にある手術台によじ登りました。夫から手術台は温かいと聞いていたのですが、ほんとに温かかった。なんならエステの時の台みたいな感じで、リラックスモードに突入。部屋の中に5-6人はいたかな。そこで、テレビでよく見る呼吸器を装着。

「しおこんぶさ~ん、麻酔かけますよ~」と言われて、さっと、目の前にマーブル模様のピンクの空気がゆらっと揺れるのを見たような気がする。シトラスっぽいさわやかな匂いがして、気が付いたら夢の中でした。

「しおこんぶさ~ん、終わりましたよ」目が覚めたけど、まだ半分夢の中。そこから先生が自らストレッチャーを押してくださいました。

「先生、取れましたか?」

「はい~取れましたよ。」

「やっぱり胞状奇胎ですか?」

「そうですね~。でも、まだわからないです。見ますか?」と言われ、容器に入ったものを見せてもらいました。

「イチゴに砂糖を入れてつぶしたやつみたいですね。」と、朦朧としつつ我ながら適格な描写をした記憶。(苦手な方、すみません・・)

その後、2時間ほど、尿管の管がうまくつながっていなかったようで、おしっこ生きた過ぎる状態が続き、何度か看護師さんに訴えるも改善せず。尿意との闘いが一番つらかった・・・。

その後は病室で読書したりネトフリみたり、ゆっくりさせてもらい、翌朝には退院できました。コロナの中、産婦人科の忙しさは変わっていないそうです。病院関係者の方には感謝しかないです。

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