こんにちは、永川万喜です。

自分の才能を知りたい。
まだ自分が気づいていないはずの
すごい才能を見つけたい。

その才能がわかったら
きっと今よりもっと輝いて
人生激変してもっと楽しく
生きられるに違いない。

そんなふうに思ったことが
あなたも一度はないですか？
私はあります。
ちなみに一度どころではない。

自分で見える範囲は
どうしても自分フィルターなので
人の才能を見つけてくれる
コンサルティングも何回か受けました。

で、わかったことなんですけど
これがあなたの才能です、と
言ってもらえることって

え、それ？

なんです。

四回転サルコウ飛べます！とか
ものすごい資産家になれます！とか
キラキラアイドルになれます！とか

この例えなんかよくわかんないけどw

とにかく、そういう
突然ドラマティックに激変して
世界的主役の人生、始まる！！
みたいな感覚はない。

なぜかというと、才能は

自分では息をするようにできること
だけど他人には難しいこと

だから。

息をするようにしているから
注意深く観察しないと
なかなか自分では気づけないし
気づいたとて
「え、それ普通じゃん？」
となってしまう。それが才能。

例えば私の場合、才能のひとつに

話をちょっときいたら
だいたい全部わかる構造把握力

がある。

昔から、話を少し聞いたら
全体の構造がわかることが多くて
他の人からなんでわかるか聞かれても
「え、なんでわかんないの？」
と思ってました（すみません）。

クライアントにヒアリングに行くと
要求の根幹がぱっとわかったり。
部署で揉めている人たちが
なぜそうなっているのかわかったり。
人の相談を少し聞くと
本質的な課題がすぐわかったり。

私は元UIデザイナーですが
Webサイトやアプリをパッと見ると
なぜそういう情報構造になっているかの
意図がすぐわかります。
だからその点においては
自分の才能を活用できていたわけです。

でも私は長いこと
息をするようにそうして生きているため
他の人の様子をみたり
後輩指導をしたりしては
なんでわかんないんだろ？？
すぐわかるじゃん？？
とハテナが浮かんでいたのです。

息をするようにしているので
どうやっているの？と聞かれても
説明ができません。（少なくとも私は）
たぶん脳の処理速度がめちゃ速いし
おそらく見えない世界のナニカを
拾っています。

ちなみに、才能だからといって
なにもしてないと活かせないと
思っています。
使って磨くから輝く。
使わないと錆び付いていきます。

息をするようにしているから
自然と磨かれていくのですね。

ということで、自分の才能は

息をするようにしていること。

人から褒められるけれど
なんで褒められるのかよくわからない
当たり前すぎて見逃している
そんなところを拾ってみると
才能が見つかるかもしれません。

ドラマティックな人生が
始まるかどうかは知らんけど
天から与えられた本当の自分らしさを
活かした人生が始まると思います。